中2生物【細胞のつくり】

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1.細胞

■細胞
生物のからだをつくっているもの。からだを構成する基本単位ともいう。
細胞がたくさん集まって生物ができている。
ヒトの細胞の数は37兆個といわれる。(昔は60兆個といってました)

■細胞の発見
細胞を発見したのはロバート・フックさんというイギリスの学者。

フックさんは、コルク(コルクボードとかワインのふたに使われているもの)を顕微鏡で観察。

そのときたくさん小部屋のようなものが見つかった。
これは細胞の死がいのようなものだった。

これが細胞の発見の始まり。

■細胞のつくり

動物と植物でそのつくりは異なります。
・動物・・・動いてえさをとらえる
・植物・・・光合成をするために光をしっかり受けたい
と栄養分を取り方が違いますからね。

↓の図のような構造をしています。

▼動物と植物に共通なつくり


なかには染色体、そして遺伝子がある。
核や染色体は酢酸カーミンで赤色に、または酢酸オルセインで赤紫色に染まる。

細胞質
核のまわりを満たしている部分。次の3つの成分がある。

ミトコンドリア(細胞の呼吸の場所)
リボソーム(タンパク質を合成する)
ゴルジ体(様々な物質の分泌して細胞の活動を助ける)

細胞膜
細胞質の最も外側。

▼植物にしかないつくり

葉緑体
光合成をする場所。
植物のどの部分でも存在するわけではなく葉の表皮や根にはない

細胞壁
細胞の形を維持し、植物のからだを支えている。

液胞
細胞の活動でできた不要な水分などが入っている。
年老いた細胞ほど大きい。

2.細胞で行われる活動

■光合成
光のエネルギーを用いて二酸化炭素と水から栄養分(と酸素)をつくる
この栄養分があるから植物は生活できる。
光合成は葉緑体で行われる。

■細胞による呼吸

≪植物≫
光合成でできた栄養分と酸素を使って生きるためのエネルギーをつくるはたらき。

≪動物≫
食べ物に含まれる栄養分と酸素を使って生きるためのエネルギーをつくるはたらき。

息を吸ったり吐いたりの呼吸(気体交換=肺呼吸)とは違います!

※気体交換の意味の呼吸と区別して細胞呼吸や内呼吸とも呼ばれます。

■*原形質流動
核や葉緑体などの細胞質の一部が細胞内をゆっくりと動く現象。
生きている細胞にのみ見られる

細胞を見分ける問題

次の3つの細胞がどういう細胞を意味しているのか判断できるようにしましょう。

細胞壁が無ければ・・・動物の細胞
細胞壁があるが葉緑体がない・・・植物の表皮の細胞
細胞壁があって葉緑体がある・・・植物の葉の細胞

定期試験でよく出てきますから要注意!

3.単細胞生物と多細胞生物

■単細胞生物
からだが1つの細胞でできている生物。
例) ゾウリムシ・ミカヅキモ・アメーバ・ミドリムシ・ハネケイソウなど。

※注意!
単細胞生物には、水中の微生物が多くあてはまります。
しかし
ミジンコ・クリオネ・アオミドロ・ネンジュモ・ボルボックス
は単細胞生物ではありませんので要注意!

■多細胞生物
からだが複数の細胞でできている生物。
例) ミジンコ・クリオネ・アオミドロ・ヒト・アブラナなど。

※「ボルボックス」「ネンジュモ」は単細胞生物or多細胞生物のどっち?
これはいまの中学校・高校の定義では何とも言えません。(群体といいます)
覚えなくてもよいので気にせず。

4.多細胞生物の細胞

■個体 ※「固体」と書き間違えないように注意!
生物1体のこと。
アメーバ1体。ヒト1人。サクラの木1本。などなど。

ヒトのからだはさまざまな部分が集まってできていますね。
例えば、
・心臓・・・血液をからだ中に動かす。
・目・・・・ものを見る。
・小腸・・・栄養を吸収する。
このように特定の役割を持っている部分を器官といいます。

この器官というのは
小腸ならば筋肉(筋組織)や上皮組織などでできています。
このように器官をつくっているものを組織といいます。

組織は同じような細胞の集まりです。

つまり
細胞が集まる組織になる
組織が集まる器官になる
器官が集まる個体が完成する
となっています。

■組織
細胞の集まり。
例) (動物)筋組織・上皮組織  (植物)表皮組織・葉肉組織

■器官
組織が集まり特定の役割をもつもの。
例) (動物)心臓・大腸・目  (植物)葉・根


POINT!!

・液胞・葉緑体・細胞壁は植物細胞にしかない!

・とくに葉緑体は、植物の中でも表皮や根にはない。

・単細胞生物の多くは水中の微生物。

・細胞による呼吸というはたらきは必ず覚えておこう。

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