自動化と分散化で社会が変わっていく

理科の勉強とはあまり関係ないですが、おもしろい話題なのでまとめてみました。

ちょっと堅苦しいですが、興味あればどうぞ。

 

いま社会は大きく変わり目を迎えていると言われています。

 

大きな変化が起こっているからです。
1つは「自動化」。
もう1つは「分散化」。
この2つの変化で、私たちの生活は大きく変わるかもしれません!

 

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自動化とは

その名の通り、自動でものごとが行われることです。

 

例えば自動ドア。
ふつうドアは人間が力を加えてドアを開け閉めしてたわけです。
それが自動化すると、人間が力を加える必要がなくなります。

 

自動化とは、人間がわざわざ手間をかける必要がなくなるということです。
では車が自動化すると?

 

人間が運転しなくても、勝手に車が動くわけです。
座って、ぼーっとしてれば目的地に着いてしまう。
すると。

 

そんな時代が来てしまうとタクシーの運転手さんは必要なくなってしまいます。
自動化が進むと仕事がなくなっていく可能性があるのです。

 

オックスフォード大学は「今後10~20年程度で、アメリカの約47%の仕事が自動化されるかも」という論文を発表しました。
※結構有名で、発表当時はテレビでもよく言われていました。

 

スポーツの審判、バーテンダー、ネイリスト、ホテルの受付・・・
これらの仕事が自動化=ロボットに取って代わられるかも。
そんな風に考えられているわけです。

 

分散化とは

今までの社会では・・・
・誰か1人が全体を管理する。
・1つの組織が全体を管理する。
これを中央集権管理といいます。

 

例えば、中学校や高等学校にはいろんな組織があります。
「1年生」「2年生」「3年生」という組織。
「野球部」「将棋部」「バスケットボール部」・・・という組織。
「図書委員」「給食委員」・・・という組織。

 

でもどの組織でも最終的にものごとを決定するのは校長先生や教頭先生をはじめとした「教師たち」。
つまり「教師たち」という1つの組織が学校のあらゆるものを管理しているわけです。
これが中央集権管理の例です。

 

ほかにも、
日本の国の政治。これは政府が管理。
日本のお金。日本銀行が管理。
日本の教育。日本の文部科学省が管理。
今までのものはほとんど中央集権管理なわけです。

 

しかしこの2、3年。
あらゆるものが分散化しています。
分散化とは、1つの組織がすべてを管理するのではありません。
複数の組織で管理をしよう。
これが分散化です。

 

例えば、話題になったビットコイン。
ビットコインは分散化を利用した典型的な例です。
複数のコンピュータでビットコインの取引状況を管理しています。
ちょっと難しいですね。

 

分散化を例えてみる

Aくん・Bくん・Cくんの3人から生徒会長を決める選挙があったとしましょう。
生徒会長を決めるには選挙管理委員、みたいな組織が必要です。
誰が何票投票してもらったか、選挙管理委員が1台のコンピュータに記録しておくわけです。

 

でもAくんがズルをしました
選挙管理委員のコンピュータに不正にアクセス。
そしてその記録を勝手に自分に有利に書き替えました。
選挙管理委員の誰も気づかなければ、Aくんが不正に当選して終わり

 

分散管理はちょっとちがいます。
誰が何票もらったかを、全生徒のスマホに記録しておきます。
1台のコンピュータに記録するわけではありません。

 

Aくんがズルをしようとしました。
しかしそれには全生徒のスマホの記録を書き換えなければなりません
それは大変ですよね。
スマホを2、3台書き換えても・・・
ほかのスマホの記録を見れば「ズルをされた」とすぐバレてしまいます。
これが分散管理

 

分散化の一番のメリットは、「ズルができない」ということです
不正にデータを書き換えるには、すべてのコンピュータのデータを書き換えなければならず、実質不可能です。(お金と時間がかかりすぎるんです)

 

自動化と分散化の先に待つ未来

ということで分散化がどんどん起こっています。(特に中国とかね)

 

分散化が進むと管理するための組織が不要になります。
極端な話、「日本政府」がいらなくなるかもしれない。
極端な話、「日本銀行」がいらなくなるかもしれない。
極端な話、「義務教育」がいらなくなるかもしれない。

 

ただでさえ、スマホで常にだれかとつながっている時代です。
それも国境を越えて、です。
あなたがゲームで対戦している相手はイタリア人かもしれません。
あなたが書いたツイートを「いいね」したのはオーストラリア人かもしれません。

 

いままであった壁はどんどんなくなるわけです。
モノだけでなく言葉や気持ちを伝えることも簡単にできます。

 

一方でさまざまな仕事をロボットが代わりにやる。
単純作業はロボットにおまかせ。
もっと言えば、いやな仕事をロボットに押し付けることができるかも

 

じゃあ私たちは何をしますか?
いやなことはしなくてもいいかもしれない。

 

壁の向こう側の誰かといっしょに、好きなことをやればいい。
壁の向こう側の誰かといっしょに、たくさんのわくわくすることをやればいい。

 

そのために勉強するのです。
何も知らない、では何もできません
少しでも社会を知りましょう。
数式や定理の使い方・文法のしくみ・世の事象の科学的根拠・歴史の表裏を知りましょう。
それが好きなことを始める・たくさんのことをやるための第一歩です。

 

・・・と強引に勉強に繋げましたが、おもしろいですよね。
どんな社会になっていくんだろう??

 

 


このページを書くのに次の本が参考になりました。

マンガの方が読みやすいかも。

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小中高生に数・理を教えている関西の丑年塾講師。
中学理科を誰よりもわかりやすく解説します。

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