努力の定義とは何ぞや

努力というのは便利な言葉で、あらゆる場面で出てきますね。
学校現場や塾もそうですし、仕事の場でも出てくる言葉です。

だけど努力というのは
ポジティブなイメージがある一方で、めんどくさい・・・と思ってしまいがち。

なぜ大切とわかっていながら、めんどくさいと思ってしまうのか。
哲学者でも学校の先生でも心理学者でもない私が考えてみました。
※ここでの努力というのは目標を達成するためにする努力です。

このことを考えた発端は、ある資格の勉強についてやろうかやるまいか迷っている人に
「ちょっとがんばってみなよ」
と声をかけてみると
「う~ん・・・そうですねえ・・・」
みたいに、なんだか煮え切らない返事が返ってきたこと。

この人は(仮にAさんとしましょう)なぜ努力する決心がつかないのだろうか?
相手を責め立てる意味ではなく、少し気になったのです。
そこで努力をする決心ができない理由を考えてみました。

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努力をしない理由

以下のような仮説を立ててみました。

①Aさんは「どうせ私なんかには無理・・・」と思っている。
②Aさんは「努力を継続することができない」と思っている。
③Aさんは「努力することがめんどうくさい」と思っている。

①Aさんは「どうせ私なんかには無理・・・」と思っている。

Aさんは自信がない、ということです。
何に自信がないのか。

「努力をする上での基礎能力」ではないでしょうか。
例えば学力とか暗記が弱いとか読解力がないとか。

学習する上での能力に自信がないのは、
今までの経験(例えば入試でうまくいかなかったとか、そういう類のことで親や教師に怒られたとか)が影響している可能性が高いでしょう。
いわゆる失敗の経験。

そう感じるならば、まずはハードルを高いものに設定せず、クリアできるハードルを設定することから始めるべきです。

例えば小テストで合格点を取る、問題集をとりあえず解き、やり直しをする。
自己満足でいいんです。

自己満足で終わるようなレベルでもいいから繰り返していくことです。
それがスタートになればいい。

②Aさんは「努力を継続することができない」と思っている。

継続する自信がないのは

・最初の決意がうすれていく
・さあやろう!の気持ちを邪魔するものがある

ということではないでしょうか。

・最初の決意がうすれていく。
これはどうしても時間の経過とともに起こりえること。
そんなときは、目標がテストで成績を上げることなら成績を上げた友達や先輩の話を聞きにいく、などポジティブな話を聞きに行くことです。
改めて目標に向けて決意を新たにできるかもしれませんし、ヒントを得られるかもしれません。
何よりリフレッシュも大事ですよね。

・さあやろう!の気持ちを邪魔するもの。
人間は自己満足の生き物です。
手軽に自己満足できるものがあればそっちに行ってしまいます。
スマホとかゲームとか漫画とかがわかりやすいですね。
そういうものを使えない環境にする、例えば誰かにスマホを預かってもらうとか、自習室を使うとか。

③Aさんは「努力することがめんどうくさい」と思っている。

1つのことを知るだけの努力であれば、そうは時間がかかりませんし、楽ですよね。
でも知らない分野、苦手な教科に取り組むとなると・・・
1つのことを知るために前提となる知識が10や20と出てきます。

つまり知らない分野、苦手な教科に取り組むというのは手間がかかるということなのです。
達成できると達成感や満足感があるんですが、そこまで時間がかかってしまう。
(だからまた手軽に自己満足できるものに逃げる)

そういうときは・・・
もう一度目標を見つめなおしましょう
果たしてその目標は大事なのか。
その目標を達成できると、どんないいことがあるのか。
その目標と今目の前にある手軽な楽しみ。

目の前に並べてみて改めて考えることです。
どちらが今の自分には大事なものなのか、と。

ということで、努力とは・・・
目標の意味と意義を明確にし、それを達成するための小さなハードルを設定し、それを継続的にクリアし続けること
という定義でいかがでしょうか。

そして努力を行う際は
・まずは達成しやすい小さなハードルを設定する
・自分に近い目標を達成した人のポジティブな話を聞く
・手軽に自己満足を得られるものは遠ざける
・時には目標を思い出し、再確認する

ことが大事なのかな、と思います。

と、たまには塾の先生っぽいお話でした。

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