*がついているものは余裕があれば覚えましょう。
■速さ
理科では音・地震波(P波やS波)・物体の運動などで問われる。
$$速さ=距離÷時間=\frac{距離}{時間}$$
$$距離=速さ×時間$$
$$時間=距離÷速さ=\frac{距離}{速さ}$$
■*凸レンズの写像公式
$$\frac{1}{a}+\frac{1}{b}=\frac{1}{f}$$
ただしaは物体から凸レンズまでの距離・bは凸レンズから像までの距離・fはレンズの焦点距離。
■音の振動数
$$振動数(Hz)=振動の回数(波の数)÷時間(秒)=\frac{振動の回数(波の数)}{時間(秒)} $$
■圧力
$$圧力(N/m^2)=力(N)÷面積(m^2)=\frac{力(N)}{面積(m^2)} $$
これを変形して
$$力(N)=圧力(N/m^2)×面積(m^2) $$
この式も重要です。
■水圧
水圧・・・水深1cmで100Pa (水深1mで10000Pa)
※旧単位に抵抗がないなら、「水深1cmで1g重」が使いやすいです。
■*浮力
$$浮力(N)=物体が押しのけた液体の重さ(N) $$
■オームの法則
$$電圧(V)=電流(A)×抵抗(Ω) $$
これを変形して
$$電流(A)=\frac{電圧(V)}{抵抗(Ω)}=電圧(V)÷抵抗(Ω) $$
$$抵抗(Ω)=\frac{電圧(V)}{電流(A)}=電圧(V)÷電流(A) $$
すべて使いこなせるように。
■合成抵抗
$$直列の合成抵抗=抵抗の和$$
$$並列の合成抵抗=\frac{2つの抵抗の積}{2つの抵抗の和}$$
※3つ以上の抵抗の場合は2回・3回と繰り返す。
■電力
$$電力(W)=電圧(V)×電流(A) $$
■*電力の応用の公式
$$電流(A)=\frac{電圧(V)}{抵抗(Ω)}=電圧(V)÷抵抗(Ω) $$
を代入すると
$$電力(W)=\frac{電圧^2}{抵抗}=電圧^2÷抵抗$$
$$電圧(V)=電流(A)×抵抗(Ω) $$
を代入すると
$$電力(W)=抵抗×電流^2$$
※無理して覚えるものでもありません。
■熱量
$$電熱線から出る熱量(J)=電力(W)×時間(秒) $$
$$水が得た熱量(cal)=水の量(g)×上昇温度(℃) $$
■熱のやり取り
電熱線から出た熱がすべて水の温度上昇に使われるとき
(4.2J=1calを使うなら)
$$電力(W)×時間(秒)=4.2×水の量(g)×上昇温度(℃) $$
(1J=0.24calを使うなら)
$$0.24×電力(W)×時間(秒)=水の量(g)×上昇温度(℃) $$
■電力量
$$電力量(Wh)=電力(W)×時間(時間) $$
$$電力量(J)=電力(W)×時間(秒) $$
■直列回路の抵抗の比
$$直列回路の抵抗の比=電圧の比=電力の比$$
■並列回路の抵抗の比
$$並列回路の抵抗の逆比=電流の比=電力の比$$
※逆比とは逆数の比のこと。
■発電機・交流の周波数
$$周波数(Hz)=振動の回数(波の数)÷時間(秒)=\frac{振動の回数(波の数)}{時間(秒)} $$
※音の振動数と同じ。
■力学的エネルギー
$$位置エネルギー(J)=重さ(N)×高さ(m) $$
$$運動エネルギー(J)=\frac{1}{2}×質量(kg)×速さ(m/s)×速さ(m/s) $$
$$力学的エネルギー(J)=位置エネルギー(J)+運動エネルギー(J) $$
これを変形して
$$運動エネルギー(J)=力学的エネルギー(J)-位置エネルギー(J)$$
これはよく使う。
■仕事
$$仕事(J)=力(N)×力の向きに移動した距離(m) $$
■ものを持ち上げる仕事
$$仕事(J)=位置エネルギーの変化量(J) $$
■摩擦がする仕事
$$仕事(J)=運動エネルギーの変化量(J) $$
■仕事率
$$仕事率(W)=仕事(J)÷時間(秒)=\frac{仕事(J)}{時間(秒)}$$
■密度
$$密度(g/cm^3)=質量(g)÷体積(cm^3)=\frac{質量(g)}{体積(cm^3)} $$
これを変形して
$$質量(g)=密度(g/cm^3)×体積(cm^3) $$
$$体積(cm^3)=質量(g)÷密度(g/cm^3)=\frac{質量(g)}{密度(g/cm^3)} $$
※密度は単位体積あたり(1Lや1cm3・1mL)の質量なので、g/cm3のほかにg/Lやg/mLなどの単位で考える場合もある。
■質量パーセント濃度
$$質量パーセント濃度(%)=\frac{溶質(g)}{溶液全体(g)}×100$$
これを変形して
$$溶質の量(g)=溶液全体(g)×\frac{濃度(%)}{100}$$
2つ目の方が良く使う。
■湿度
$$湿度(%)=実際の水蒸気量(g/m^3)÷飽和水蒸気量(g/m^3)×100=\frac{実際の水蒸気量(g/m^3)}{飽和水蒸気量(g/m^3)}×100$$
これを変形して
$$実際の水蒸気量(g/m^3)=飽和水蒸気量(g/m^3)×\frac{湿度(%)}{100}$$
■北極星の高度
$$北極星の高度=その土地の北緯$$
■星の日周運動
1時間で15度(4分で1度)ずつ動くように見える。
■星の年周運動
1ヶ月で30度(1日で1度)ずつ動くように見える。
■太陽の南中高度(北半球)
地軸が公転面に対して23.4度傾いているとした場合・・・
▼春分・秋分の南中高度
$$90度-北緯$$
▼夏至の南中高度
$$90度-北緯+23.4度$$
▼冬至の南中高度
$$90度-北緯-23.4度$$
■*太陽の南中高度(南半球)
地軸が公転面に対して23.4度傾いているとした場合・・・
▼3月20日・9月20日の南中高度(日本が春分・秋分の日)
$$90度-南緯$$
▼6月20日の南中高度(日本が夏至の日)
$$90度-南緯-23.4度$$
▼12月20日の南中高度(日本が冬至の日)
$$90度-南緯+23.4度$$
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