みなさんは、どんな風に宿題、問題を解いているでしょうか。
しっかり宿題こなせてますか?
いろんなコツや工夫がありますが・・・
今日は塾の先生らしく、もっとも大事なことをお話ししておきます!
授業を思い出す
宿題をやるとき。
例えば数学で、方程式を解く問題が宿題として出されたとしましょう。
方程式をただ何となく解いていく・・・
のはもちろんだめです。
学校であれ塾であれ、
「このようなことに気を付けて解くんだよ」
「x=を必ず書くようにしよう」
「=の位置はそろえておいてね」
などさまざまなことを言われているはずです。
そのさまざまなことを思い出しながら解く。
「ああ、このとき、○○に気をつけなきゃいけないよな~」
なんて思いながら解くことができれば最高です。
学校や塾の先生は「間違いやすいポイント」や「ミスしやすいポイント」を伝えてくれているはずです。
それをしっかり頭にしみこませるように、先生の話を思い浮かべながら解くのです。
○つけのあとが一番大事
解き終わればどうしますか?
・・・そのまま放置。
なわけないですよね!!
○つけをしなければいけません!
自分が解いたものが間違っているかどうかもわからずに、賢くなるわけないですよね。
さあ、○つけです。
・・・
○つけが終われば・・・
ゲームする!Youtube見る!
はい、これも大間違い。
ここからが最も重要なんです。
え?はじめに全部解くという大変な仕事が終わったんだから、これで終わりだろって?
んなわきゃありません。
○つけって何のためにあるんでしょう?
あなたの考え方、解き方が正しいかどうかチェックするんですよ。
「ああこの解き方でよかったんだな」
そうホッとしながら○を打つんですよ。
中には間違うものもあるでしょう。
間違いこそ、あなたの伸びしろです。
逆に言えば正解した問題なんてどうでもいいんです。(勘で正解した問題は除く)
間違えた問題を、どうできるようにしていくかが大事なわけです。
(要するに○つけは、自分ができないことをはっきりさせるということ)
よく塾でも見かけるのは、間違ったところに赤ペンで正しい答えを書いて終わり。
それ、伸びしろ放置ですよ。むしろ捨ててますよ。
赤ペンで正しい答えを書いておく、なんてのはどうでもいい“作業”です。
きちんと考えながら書いているであればいいですよ。
でも、実際、ただ模範解答を写してるだけ。そんなことよくありますよね。
間違えた問題を分析して、できるようにする。
ここに時間を割くべきなのです。
なぜ間違えたのか。
移項を間違えたのか?
符号をつけ間違ったのか?
かけ算を間違えた?
わり算を間違えた?
( )の外し方を間違えた?
計算ミスならば、そのミスを次からはしないことを頭に刻まなければなりません。
もしなぜ間違っているのかわからない問題が出てくれば、学校の先生や塾の先生に聞きに行かなければなりません。
だって、のびしろですから。
それができるようになれば、あなたができないことが1つ減ったことになるんですから。
頭をつかわない「作業」に時間をさくのは本当にナンセンスです。
模範解答をコピーして賢くはなれません。「作業」をしてはいけません。
模範解答をコピーする作業はあなたがやらなくてもそのうちAIやらロボットがやってくれます。
○つけしながら「え?なんで間違ったんだろ?」って違和感をもつのです。
違和感をスル―せず、考えるほど、間違いなく伸びます。
脳を眠らせるのではなく、「え?なんで?」の違和感を大事に!
のびしろが目の前に転がってますよ!!
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