ミスをなくすためには本気の気持ちが必要だ

生徒の皆さんと成績に関する話をしたとき
「なぜこの問題を間違えたのかな?」
と聞いて返ってくる言葉ランキング第1位は

「ミスしちゃっただけなんです!!!!」

でしょう。

この言葉の裏側には

うっかりなんだよ。本当は注意してればできたはずなんだよ!

というメッセージが込められているんでしょうね。

で、次のテストでそのうっかりミスがなくなっていれば何も問題ありません。
ミスを反省し、改善できた=成長したということですからね。

しかし・・・
ミスが減って減って減り続けて・・・
という人は見たことがありません。
むしろ同じミスを繰り返している人も多い気がします。

そういう人に共通するのは
間違った原因を「ミス」という2文字で済ませているということです。

ミスするのは仕方がない。
でもそのミスを繰り返しては意味がない
だから自分がどんなミスをしたのか、分析しておかなければならないのですよ。

ミスを100%なくすのは難しいでしょうね。
人間だもの。

しかしミスを分析し、工夫をすることができればミスは必ず減ります。

ここではありがちなミスについて、そのミスをなくすために大事なことを紹介します。
しかし何より大事なのは・・・

間違いの原因を「ミスっちゃったテヘ」で済まさないこと!
(要は適当にスルーしちゃだめですよってこと)

記号を書き間違えたのか?
問題文を読み間違えたのか?
計算を間違えたのか?

計算ミスと言っても
たし算のミス?
わり算のミス?
有理化のミス?
小数点の位置のミス?

一言で計算ミス、といってもさまざまな間違い方があるのです。

もっと言えば実は、その間違いはミスではなく「不理解」が原因かもしれません!
ミスかどうかを考えることは非常に大切です。

どんなミスをしたのか、きちんと考える癖をつけるようにしましょう!

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ミスをなくすためにできる工夫4つ!

①途中式・途中の考え方を書く

これはいわゆる「計算ミス」を減らすための工夫です。

問題を解くときに頭の中だけで計算をしようとする人がいます。

しかし頭の中だけでミスなく正確な計算ができるのは天才かAIだけ。

もし凡人がそれをしようとすれば、見落としや勘違いなどなど、
知らず知らずのうちに脳が処理しきれていないことが出てくるもんです。

そんな場面では、自分の考えをできるだけ問題用紙に残しながら、問題を解きましょう。
そうすればあとで見直しをするときも、その途中式が正しいかを確認するだけで済みます。

計算の途中式を殴り書きするんじゃなくなるべく見やすく丁寧に残しておきましょう。

テスト用紙の隅っこにちょこちょこと書くのではなくテスト用紙の裏側に「ノートに書くくらい丁寧に」書いてみるってことです。

②記述問題は、最後に自分で読んでみる

社会や国語では記述問題が必ず出ますよね。
「~~の理由を書きなさい。」など文章を自分で書かなければいけない問題です。

理科でも少なからずありますし、数学は証明問題もありますね。

ここでもうっかりなミスをよく見かけます。

句読点が抜けている。

漢字間違いをしている。

文末表現を間違えている。
(理由を聞かれているなら「~だから」で終わろうね。「どのようなことですか」って聞かれたら「~~であること」で終わろうね。というお話ですよ。)

こういったミスを防ぐには記述を書き終われば、一度自分で「頭の中で声を出しながら」読んでみましょう
(目で追うだけではダメ。たぶんミスをスル―しちゃう)

あれっ違和感を持ったところは何かおかしいんです。
すぐさまその違和感を解決しに行きましょう。

また最後に読むことで、日本語として変な文章になっていないかのチェックもできます。

記述問題は△で一部減点、なんてことが多いですが、このような減点は工夫次第で減らすことができるんですよ。

③時間配分に気を付ける

テストではやっぱり見直しをするのが大事です。
しかしテストは時間制限があるものです。
意識して見直しの時間をつくりましょう。

例えば時計を見ながら「○時○○分からは見直しを始められるようにしよう」と問題用紙に書いてみましょう。

もちろんテストのときだけではありません。
入試問題や定期テストの練習をするときも意識しましょう。
こういうテストの過去問の演習のときは見直しの時間を5分は想定して解くように。
常に本番を想定して動くことが、ふいうちをふせぎ、心の余裕をうむことにもつながります。

④今までに自分がしたミスをメモしておく

大事なのは、今まで自分がしたミスを再び繰り返さないこと。

そのために自分のしたミスをメモし、覚えておくとよいです。

そうすれば自分のミスの癖(有理化のときばっかり間違えるなあ、とか、符号間違いよくやっちゃうなあとか)を把握できる。

自分が「有理化ばっかりミスする」ってわかっていれば
いざ有理化しなければいけない場面では、気を付けますよね?
見直しも重点的にしますよね?

油断はミスをうむ一番の原因ですから。
力の入れどころを自分の中に作っておくってことですね。

昔教えていた、とある生徒さんは
自分のしたミスを全部記録したノート
をつくっていました。

テスト前にそれを眺めるんです。
「ああ、僕、この間、展開の公式の符号めっちゃ間違えたよなあ」
って自分で振り返って、気を付けるポイントを明確にするんです。

こんな「自分のミス記録」をつくってもいいでしょうね。

結局一番大事なのは・・・

どうでしょうか。
ここでは4つの工夫を紹介しました。

しかし何よりも大事なのは、何度も言っていることですが

普段からミスを流さず、分析すること

ですよ。

その姿勢がなければ、「ミスを減らしたいって本気で思ってないよね~」って思われますよ。

ミスを撲滅することは難しいかもしれません。
でも自分の心がけ次第で必ず減らすことは可能です。
しっかり自分と向き合いましょう。

※ちなみに↓の本でも似たようなこと書いてありました。

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