2020年4月の理科時事問題

このページでは2020年4月の理科的な出来事(科学や宇宙、動物など)をまとめています。

※間違いなどがあればお問い合わせフォームよりご連絡下さると幸いです。

 

UFO?の映像をアメリカが公開

4月27日、アメリカ国防総省は、海軍機パイロットが不審な飛行物体を撮影した映像3本を公開。

この映像は、過去にメディアに流出し、未確認飛行物体(UFO)の可能性があると波紋を広げていた映像。

国防総省が公式に開示したのは初めて。

3本のうち1本は2004年11月、残り2本は15年1月に撮影された。

ともに白黒の映像で、その長さは1分前後。

物体が海上を高速で飛んだり、空中で回転したりする様子が撮影されている。

正体は「依然不明」とのこと。

 

 

金星の大気現象「スーパーローテーション」の原理解明

4月23日、金星の表面で秒速100mを超える強風(=スーパーローテーションという)が吹いている原理の一部が、金星探査機あかつきの観測で明らかになったという論文が掲載された。

金星の自転は243日で1回と遅いが、その70倍の速さの風が吹き続けている。

あかつきの紫外線や赤外線カメラで雲の動きを高度ごとに追跡、風を加速する大気の流れを分析した。

金星探査機あかつきは2010年に打ち上げられた。その後、故障によって金星到着が5年遅れた。

 

カモやキジに近い最古の現生鳥類の化石を発見

ベルギーで見つかった約6680万~6670万年前の鳥の化石が、今の鳥を含む現生鳥類で最古の頭骨だったと発表された。

鳥類は、恐竜から進化して始祖鳥などの系統から分かれた系統が今の鳥たちになったとされる。

この化石には現在のカモやキジにつながる特徴を持った鳥の頭骨が入っており、今の鳥の中でもカモやキジの仲間は古い起源を持つ系統。

 

月と木星が最接近

4月15日の未明から明け方にかけて、南東から南南東の空で、月と木星が接近。

月と木星の左には、土星と火星も見え、3つの惑星が並んだ。

なお、月と木星、土星の接近は5月13日にも見ることができる。

 

緊急事態宣言が発令

4月7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて日本政府より緊急事態宣言が発令された。

緊急事態宣言を受けて、各都道府県知事は、住民に対して不要不急の外出を自粛するよう要請、そして事業者などに対して店舗や施設の使用制限を要請した。

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