2021年4月の理科時事問題

このページでは2021年4月の理科の時事問題に出題されそうな出来事(理科的ニュース)を掲載しています。

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2021年4月の理科時事問題

火星ヘリ「インジェニュイティ」、初飛行に成功 NASA発表

4月21日、アメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙ヘリコプター「インジェニュイティ(Ingenuity)」が初めて火星を飛行。

その様子を探査車「パーサヴィアランス(Perseverance)」が鮮明な動画で撮影した。

今回の飛行は、地球以外の惑星で行われた初の動力による飛行。

 

史上2回目、日本人2人が同時に宇宙に滞在

4月23日夜、日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんら4人の飛行士を乗せた民間の宇宙船「クルードラゴン」がアメリカ・フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。

「クルードラゴン」は24日午後6時すぎに、国際宇宙ステーションに到着。

宇宙ステーションには4月中、野口聡一さんが滞在。

2010年の野口さんと山崎直子さん以来となる、日本人2人が同時に宇宙に滞在していることとなった。

星出さんは宇宙ステーションにおよそ半年間滞在し、若田光一さんに続いて日本人としては2人目となる船長を務めることになっている。

 

こと座流星群がピーク

こと座流星群が2021年4月22日深夜から23日明け方に見頃を迎えた。

 

火星の大気から酸素作製に成功

4月22日、米航空宇宙局(NASA)は、火星の探査車パーサヴィアランスに搭載した実験装置で火星の大気から酸素をつくり出すことに成功したと発表。

火星の大気の約96%は二酸化炭素が占めている。

その二酸化炭素から酸素と一酸化炭素に分離。

酸素を生成するのは、トースターほどの大きさであるMOXIE(Mars Oxygen In-Situ Resource Utilization Experiment)という機器。

今後、NASAはMOXIEの技術によって火星の大気からロケットの推進剤や飛行士の呼吸用酸素を作るだけでなく、できあがった酸素と水素を反応させて水に変換することもできるとしている。

 

隕石内部に炭酸水

4月22日、立命館大などの研究チームが、「隕石内部に二酸化炭素が見つかった」と米科学誌に発表。

これまでに隕石から水が発見された例はあったが、二酸化炭素が含まれた水(炭酸水)は初めてという。

この隕石は、2012年にアメリカ・カリフォルニア州に落下。

探査機「はやぶさ2」が訪れた小惑星「リュウグウ」と同じく水や有機物が豊富なタイプ。

 

世界最高効率の人口光合成に成功

トヨタ自動車グループの豊田中央研究所は人工光合成の変換効率を、実用サイズで世界最高水準まで高めることに成功したと発表。

光合成は光エネルギーを利用して水と二酸化炭素から有機物を合成する反応で、植物は光合成によってデンプンなどの有機物を作り酸素を出す。

豊田中央研究所が開発した人工光合成では、二酸化炭素を含む水溶液に太陽電池とつながった電極を入れる。

ここにエネルギーとして太陽光を当てることによりギ酸という有機物が合成される仕組み。

変換効率は植物を大きく上回る7.2%で、この技術は工場から排出される二酸化炭素を利用することもできる。

人工光合成は地球温暖化の原因となる二酸化炭素を利用するため、環境問題とエネルギー問題を同時に解決する「未来の技術」として、世界中で社会実装のための研究が進んでいる。

 

小惑星リュウグウに有機物

4月27日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星リュウグウの石に有機物が含まれていると発表した。

リュウグウは有機物を多く含む天体とみられていたが、上空からの観測でははっきりと分かっていなかった。

一方、はやぶさ2の探査機本体は現在、新たな小惑星「1998KY26」に向かって航行中。

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