2024年9月の理科時事問題
ハリケーン「ヘレン」米南東部を直撃、史上最悪の被害
ハリケーン「ヘレン」が米国南東部を直撃し、家屋倒壊や大規模な大洪水を引き起こし、少なくとも50人以上が死亡しました。被害額は約13兆~16兆円に達し、アメリカの近現代史上最悪の自然災害とされています。
東京都でマイコプラズマ肺炎が流行、過去最多の感染者数
東京都でマイコプラズマ肺炎が主に子どもを中心に急速に流行し、感染者数は過去最多を記録しました。この肺炎は重症化するケースがあり、特に脳炎などの合併症が懸念されており、注意が必要です。
H2Aロケット49号機打ち上げ成功、情報収集衛星を軌道に投入
鹿児島県種子島からH2Aロケット49号機が情報収集衛星レーダ8号機を搭載し、無事に打ち上げに成功しました。これで43回連続の成功となり、今回の衛星は日本の安全保障や災害情報の把握に活用される予定です。
石川県で線状降水帯発生、秋雨前線で大雨が長引く恐れ
石川県では線状降水帯が発生し、激しい大雨が記録されました。秋雨前線の停滞や温帯低気圧の影響もあり、今後も大雨が続く恐れがあるとされており、さらなる被害が予想されています。
2024年の中秋の名月、満月と1日ずれ伝統行事との関わり
2024年の中秋の名月は9月17日で、満月の日は9月18日と1日ずれています。中秋の名月の観月は平安時代に中国から伝わり、日本では農業行事と結びついて「芋名月」とも呼ばれ、伝統的な行事として親しまれています。
米実業家らが民間人初の宇宙船外活動、スペースXによる成功
米実業家ら4人がスペースXの宇宙船「クルードラゴン」に乗り、民間人として初めて宇宙での船外活動に成功しました。この活動は宇宙開発の新たな一歩として注目され、無事に地球に帰還しました。
イグ・ノーベル賞に「哺乳類の肛門呼吸」研究、日本の連続受賞続く
イグ・ノーベル賞の生理学賞を、日本の研究者を含むチームが受賞しました。この研究は哺乳類が肛門を使って呼吸する仕組みを解明し、医療応用に向けた研究として評価されました。日本の研究者の受賞は18年連続となります。
ボーイング「スターライナー」無人で帰還、ISSに飛行士残留のまま
ボーイング社の宇宙船「スターライナー」の初の有人試験飛行でトラブルが発生し、2人の飛行士が国際宇宙ステーションに残留したまま、宇宙船は無人で帰還しました。来年の本格運用に向け、現在原因の解明が進められています。
兵庫県で発見された新種角竜類、恐竜進化の手がかりに
兵庫県丹波篠山市の地層から発見された恐竜化石が新属新種の角竜類「ササヤマグノームス・サエグサイ」であることが判明しました。この角竜類は北米の原始的な角竜類と近縁で、恐竜の進化の過程を知る手がかりとなっています。
10. **奄美大島のフイリマングース根絶、外来生物駆除の世界的成功例**
鹿児島県奄美大島で特定外来生物「フイリマングース」の根絶が達成されました。マングースの駆除はこれまで世界最大規模のものであり、これにより奄美大島の希少な在来種の保護が進み、大きな成果と評価されています。
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