2024年12月の理科時事問題

このページでは2024年12月にメディアで発表された科学に関するニュースをまとめています。誤りがあればお問い合わせフォームより教えてください。

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2024年12月の理科時事問題

1. 民間ロケット打ち上げ失敗

和歌山で打ち上げられた民間ロケット「カイロス2号機」がノズルの異常により、打ち上げ約3分後に飛行を中断し失敗。2024/12/18

 

2. ブタ腎臓の移植に成功

米ニューヨーク大学が腎不全患者に遺伝子改変ブタの腎臓を移植する「異種移植」に成功。治療目的では世界で3例目。2024/12/18

 

3. ふたご座流星群がピーク

ふたご座流星群が13日夜から14日朝にピークを迎える。今年は満月の影響で観察しづらいが、暗い場所で30~40個観察可能。ふたご座流星群は年間3大流星群の一つで、例年12月中旬に多くの流星が出現することで知られる。2024/12/12

 

4. 土星食が全国で観測

土星が月に隠れる「土星食」が関東や関西などで観測される。土星が月の暗い部分に隠れた後、明るい部分から再び出現。土星食は地球、月、土星が一直線に並ぶ現象で、珍しい天体ショーとして注目される。2024/12/08

 

5. 島根原発2号機再稼働

島根原発2号機が13年ぶりに再稼働。30km圏内に約45万人が住む地域での避難計画が課題となる中での運転再開。島根原発は松江市に位置し、東日本大震災後の2012年に定期検査で停止していた。2024/12/07

 

6. 女川原発2号機送電再開

女川原発2号機が送電を再開。震災被災地で再稼働した初の原発として、26日にも営業運転を開始する予定。女川原発は宮城県女川町と石巻市に位置し、東日本大震災での津波被害を受け、長期間停止していた。2024/12/07

 

7. アルテミス計画の遅延発表

NASAがアルテミス計画での月面着陸を2027年半ばに延期。オリオン宇宙船の耐熱対策などで計画の調整が必要と判断。アルテミス計画は、月への有人探査を目指すNASAのプロジェクトで、特に月南極地域の探索を目標としている。2024/12/06

 

8. リュウグウから塩の結晶発見

はやぶさ2がリュウグウから採取した砂から塩の結晶を発見。塩水の蒸発や凍結により形成された地球外の塩が確認された。はやぶさ2は日本の探査機で、2014年に打ち上げられ、小惑星リュウグウを目指した。リュウグウはC型小惑星で、水や有機物の痕跡を持つ可能性があり、地球生命の起源を探る手掛かりとされている。2024/12/04

 

9. 大西卓哉氏、ISS船長に就任へ

大西卓哉宇宙飛行士が来年2月、ISS船長に就任予定。フライトエンジニア経験を持つ日本人3人目の船長となる。ISS(国際宇宙ステーション)は地球周回軌道上にある実験施設で、各国の宇宙飛行士が科学研究や技術開発を行う場として運用されている。2024/12/02

 

10. イプシロンS燃焼試験中に爆発

JAXAの新型ロケット「イプシロンS」が燃焼試験中に爆発。内部圧力の上昇が原因と見られ、実用化は大幅遅れへ。JAXA(宇宙航空研究開発機構)は日本の宇宙開発を担う組織で、人工衛星や探査機の開発・運用を行う。イプシロンSは中小型衛星の打ち上げに対応するロケットで、コスト削減や柔軟な運用を目指して設計された。2024/11/26

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