このページは2020年1月の理科の時事問題に出題されそうな出来事を掲載しています。
覚えておくべき用語は●○●○●のように黄色の下線を引いています。
間違いなどあればお問い合わせまで教えてください。
新型肺炎が大流行
1月24日、中国・湖北省武漢市から日本に来ていた男性が新型コロナウイルスに感染して新型肺炎を発症したことが確認された。
国内で感染者が確認されたのは2例目(1月24日時点)。
24日午前の時点で中国国内では感染者は800人を超え、死者も26人になるなど急速に感染が拡大している。
また、世界保健機関(WHO)は緊急事態宣言を当面見送ったものの、各国に警戒態勢の継続を呼びかけている。
地質時代名に「チバニアン」
1月17日、地質年代の名前として「チバニアン(千葉時代)」が採用された。
千葉県市原市にある地層「千葉セクション」が約77万4000年前から12万9000年前までの地質時代の始まりを明確に示していると認定された。
チバニアンの時期は新生代第四期の後半にあたる。
チバニアンが採用される元となったのは地層「千葉セクション」である。
この地層には地磁気が逆転(地球の磁界が現代とは逆向きになった)していたあとや現在の地磁気へとうるち変わる様子が観察できる。
77万年前に起こった御嶽山噴火による火山灰層があり、ちょうど地磁気逆転の時期の目印となっている。
フィリピンのタール火山で大きな噴火
1月12日頃から、フィリピンのタール火山で大きな噴火が発生。
噴煙は高度15000mほどの高さにまで到達しているものとみられる。
フィリピンの首都マニラからは、火山灰等の噴出物の摩擦で発生したと考えられる稲妻(火山雷)が観測されている。
タール火山で大きな噴火が発生したのは1977年以来で約42年ぶり。
1911年には大爆発が起きて全島民の1000人以上が犠牲になっている。
1965年にはマグマ水蒸気噴火がおきて200人が犠牲になっている。
屋久島の口永良部島で噴火
1月11日、屋久島町の口永良部島(くちのえらぶじま)で噴火が発生。
噴煙は2000mの高さまで上がり雲に入った。
口永良部島で噴火が発生したのは2019年2月2日以来。
沖縄のアグーが豚コレラに感染
1月8日、沖縄県うるま市の農場で飼育されている豚から豚コレラが検出されたことを受け、農林水産省は防疫対策本部を開いた。
感染したのが沖縄固有種の「アグー」であり、「大変な打撃となる可能性が否定できない」とのこと。
プエルトリコで地震が頻発
1月7日、カリブ海のプエルトリコで、マグニチュード6.4の地震が発生した。
プエルトリコでは1週間以上前から地震が頻発していたが、今回の地震はそのなかで最も規模が大きく、今後も余震が続くと予想される。
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