イオン式まとめ
イオン式とは
「〇〇イオン(水素イオンや塩化物イオンなど)」をアルファベットで表したもの
です。
※元となっているのは元素記号(原子記号)です。
※→【イオンとは】← / →【原子と分子】← / →【元素記号・化学式まとめ】←も参考に。
まず元となる元素記号や、その集まりを書きます。
右上に陽イオンならば+、陰イオンならば-を必ずつけます。
また+や-の前に数字を書くものもあります。
次の表にそれをまとめています。
*印のついているものは入試の直前期(12月ごろ)から覚えればよいでしょう。
電離式まとめ
電離式とは電離の様子を表した式です。
電離とは、物質が水に溶けて陽イオンと陰イオンに分かれることを言います。
必ず〔化学式〕→〔陽イオン〕+〔陰イオン〕の形の式になります。
つまり右辺にはイオン式を書かなくてはならないのです。
次の表にそれをまとめています。
*印のついているものは入試の直前期(12月ごろ)から覚えればよいでしょう。
こちらもどうぞ。
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コメント
分かりやすく教えてくださいます。
コメントありがとうございます。
またいつでもご覧くださいね。
なぜ、
酢酸は
H+がCH3COO-の後についているのでしょうか?
陽は前につくものではないのでしょうか?
あ様
コメントありがとうございます。
酢酸はそもそも化学式が特殊です。
CH3COOHという書き方は、酢酸の分子の構造をわかりやすく示すための書き方になっています。(示性式といいます。高校の化学で学習します。)
そのため、通常とは違うルールで化学式が示されていると思ってください。
電離式でも、電離するH(COOHのH)が後ろに書かれているので、H+をうしろに書くことが多いです。
ただ必ずそうしなければいけないわけではなく、陽イオン+陰イオンの順に書いていても間違いではありません。