中3化学【イオンとは】

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1.原子の構造

■原子
物質を構成する最小の粒子。
→【原子と分子】←を参照。

原子は↓のような構造をしています。

中心には原子核があり、その中に陽子・中性子があります。
原子核のまわりを電子がまわっています。
陽子 ・・・+の電気を帯びた粒。
中性子・・・+でも-でもない(電気を帯びていない)粒。
原子核・・・なかに陽子があるので+の電気を帯びている。
電子 ・・・-の電気を帯びた粒。
※陽子の数によって原子の種類が異なる。

原子では必ず「陽子の数=電子の数」が成り立っています。
これを電気的に中性であるといいます。

2.イオン

■イオン
原子が電子を得たり、失ったりして電気を帯びたもの。

原子が電子を失った場合

原子では「陽子の数=電子の数」が成り立っています。
ここで電子を1つ失ったとしましょう。
すると陽子の数(+)>電子の数(-)となります。
電子を失うと+の電気を帯びることになります。
このように+の電気を帯びた粒を陽イオンといいます。

電子を1つ失って1つ分の+の電気を帯びた場合を「1価の陽イオン」
電子を2つ失って2つ分の+の電気を帯びた場合を「2価の陽イオン」といいます。
↓の図は陽イオンのできかたのモデル図です。

原子が電子を得た場合

原子が電子を1つ得たとしましょう。
すると陽子の数(+)<電子の数(-)となります。
電子を得ると-の電気を帯びることになるのです。
このように-の電気を帯びた粒を陰イオンといいます。

電子を1つ得て1つ分の-の電気を帯びた場合を「1価の陰イオン」
電子を2つ得て2つ分の-の電気を帯びた場合を「2価の陰イオン」といいます。
↓の図は陰イオンのできかたのモデル図です。

■陽イオン
原子が電子を失ってできる。+の電気を帯びたもの。

■陰イオン
原子が電子を得てできる。-の電気を帯びたもの。

■価数
どれだけ電子を得たか。あるいは失ったか。
例)アルミニウムイオンは3価の陽イオンである
=「アルミニウムイオン」はアルミニウム原子が電子を3個失って3個分の+の電気を帯びている

3.イオン式

どの原子が「▲個の電子を失って○価の陽イオン」になるのか、
どの原子が「◆個の電子を得て△価の陰イオン」になるのかは決まっています。

例えば「銅原子」は「電子を2個失って2価の陽イオンになる」と決まっています。
このとき生じるイオンを銅イオンと呼ぶわけですが
それを記号で表したものをイオン式といいます。

銅原子 Cu → 銅イオン Cu2
右上の「2」が価数を表します。
そのうしろに「+」がついているので陽イオンであることを表します。
イオン式は必ず元素記号の右上に「価数」と「+または-」をつけて表します。
中には複数の原子が集まってイオンを形成するものもあります。

主なイオン式


*
の印がついているものはあまりテストに出ません。
必要があれば覚えましょう。

■このページのポイント

・陽イオンは「原子が電子を失った」もの。
・陰イオンは「原子が電子を得た」もの。
・イオン式を覚えるようにしよう。

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