まぎらわしい用語【中3編】

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まぎらわしい用語【中3編】

■力学的エネルギーの保存とエネルギー保存の法則のちがい

力学的エネルギーの保存
力学的エネルギーとは位置エネルギーと運動エネルギーの和のこと。
この和が一定となることを力学的エネルギーの保存という。
(または力学的エネルギー保存の法則という)。

エネルギー保存の法則
力学的エネルギーに限らず、エネルギーの総量は一定であるという法則。

たとえばテレビでは、
電気エネルギー→光エネルギー+音エネルギー+熱エネルギー
に変換されています。

ここで
電気エネルギー=光エネルギー+音エネルギー+熱エネルギー
となっています。

これをエネルギー保存の法則といいます。

■塩酸・塩化水素・塩素のちがい

塩酸
化学式HCl。
強い酸性を示す液体。
水に塩化水素が溶けている。

塩化水素
化学式HCl。
刺激臭のある気体。
塩化水素を水に溶かしたものを塩酸という。

塩素
化学式Cl2
塩素を水に溶かしたものは次亜塩素酸と呼ぶ。
(わざわざ覚える必要はなし。塩酸ではないです)

■燃料電池と水の電気分解のちがい

水の電気分解
水に電気を通して、水を水素と酸素に分解すること。
できるもの(生成物)は水素と酸素。
化学反応式では 2H2O→2H2+O2 と表す。

燃料電池
水素と酸素から水をつくる反応を通して、電気エネルギーを取り出す装置。
できるもの(生成物)は水のみ。
化学反応式では 2H2+O2→2H2O と表す。

水の電気分解と燃料電池はまったく逆の反応
水素と酸素をつくるのが水の電気分解。水をつくるのが燃料電池。

■細胞分裂と体細胞分裂と減数分裂のちがい

細胞分裂には2種類あり、体細胞分裂と減数分裂がある。

体細胞分裂
体細胞をつくるための細胞分裂のこと。
できた細胞の染色体の本数は、元と同じ本数。
※根の成長や胚が発生するときに行われている。

減数分裂
生殖細胞をつくるための細胞分裂のこと。
できた生殖細胞の染色体の本数は、元の半分。

単に細胞分裂というと体細胞分裂も減数分裂も両方を指します。

■胚と発生のちがい


受精卵が細胞分裂をしたもの。

発生
受精卵が細胞分裂をしてからだができあがる過程(一連の流れのこと)。

胚は受精卵が細胞分裂した「もの」の名前。
発生は受精卵が細胞分裂をしていく「過程」のことです。

■無性生殖と栄養生殖のちがい

無性生殖
雌雄の関わり合いなしで子ができること。

栄養生殖
無性生殖には分裂・出芽・栄養生殖などがある。
栄養生殖は、栄養をたくわえている器官をつかっておこなう無性生殖のこと。

つまり栄養生殖は無性生殖の一種といえます。

■消費者と分解者のちがい

消費者
有機物を外部から取り入れ(食べて)、呼吸によって無機物に変える生物。

分解者
消費者のうち、死がいや排泄物などから有機物を取り入れる生物。

むかしの中学校では、消費者と分解者はまったくの別の生き物として学習しました。
今では少し違います。
分解者は、消費者の一部の生物についている名称のようです。

むかしは分解者→菌類・細菌類でしたが、
いまでは分解者→菌類・細菌類+ミミズ・ダニ・ダンゴムシなどと学習します。

自転と公転・日周運動・年周運動のちがい

地球の自転
地軸を中心に地球が回転すること。

日周運動
星座をつくる星や太陽が1時間で15度ずつ動いている(ように見える)こと。

地球の公転
太陽を中心に地球が回転すること。

年周運動
星座をつくる星が1ヶ月で30度ずつ動いている(ように見える)こと。

主語がちがいます。
地球の自転・公転は地球の動き。
日周運動・年周運動は星座をつくる星や太陽の動きのこと。

■銀河と銀河系

銀河
恒星がたくさん集まった集団のこと。

銀河系
銀河にもたくさん種類があるが、そのうち太陽や地球が含まれている銀河のこと。
天の川銀河ともいう。

つまり銀河系は銀河の一種です。

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