まぎらわしい用語【中3編】

まぎらわしい用語【中3編】

「力学的エネルギーの保存」と「エネルギー保存の法則」のちがい

力学的エネルギーの保存

力学的エネルギーとは位置エネルギーと運動エネルギーの和のこと。

この和が一定となることを力学的エネルギーの保存という。

(または力学的エネルギー保存の法則という)

 

 

エネルギー保存の法則

力学的エネルギーに限らず、エネルギーの総量は一定であるという法則。

 

 

たとえばテレビでは、

電気エネルギー→光エネルギー+音エネルギー+熱エネルギー

に変換されています。

 

ここで

電気エネルギー=光エネルギー+音エネルギー+熱エネルギー

となっています。

 

このように、

位置エネルギーや運動エネルギーだけでなく、その他のエネルギーの総量は一定であるというきまりをエネルギー保存の法則といいます。

 

 

「塩酸」「塩化水素」「塩素」のちがい

塩酸

化学式HCl。

強い酸性を示す液体。

水に塩化水素が溶けている。

 

 

塩化水素

化学式HCl。

刺激臭のある気体。

塩化水素を水に溶かしたものを塩酸という。

 

 

塩素

化学式Cl2

塩素を水に溶かしたものは次亜塩素酸と呼ぶ。

(わざわざ覚える必要はありません。塩酸ではない、ということが大事です)

 

 

「燃料電池」「水の電気分解」のちがい

水の電気分解

水に電気を通して、水を水素と酸素に分解すること。

できるもの(生成物)は水素と酸素。

化学反応式では 2H2O→2H2+O2 と表す。

 

 

燃料電池

水素と酸素から水をつくる反応を通して、電気エネルギーを取り出す装置。

できるもの(生成物)は水のみ。

化学反応式では 2H2+O2→2H2O と表す。

 

 

水の電気分解と燃料電池はまったく逆の反応

水素と酸素をつくるのが水の電気分解。水をつくるのが燃料電池。

 

 

「細胞分裂」「体細胞分裂」「減数分裂」のちがい

細胞分裂には2種類あり、体細胞分裂と減数分裂がある。

 

体細胞分裂

体細胞をつくるための細胞分裂のこと。

できた細胞の染色体の本数は、元と同じ本数。

※根の成長や胚が発生するときに行われている。

 

 

減数分裂

生殖細胞をつくるための細胞分裂のこと。

できた生殖細胞の染色体の本数は、元の半分。

 

単に細胞分裂というと、体細胞分裂も減数分裂も両方を指します。

 

 

「胚」「発生」のちがい

受精卵が細胞分裂をしたもの。

 

 

発生

受精卵が細胞分裂をしてからだができあがる過程(一連の流れのこと)。

 

 

胚は受精卵が細胞分裂した「もの」の名前。
発生は受精卵が細胞分裂をしていく「過程」のことです。

 

 

「無性生殖」「栄養生殖」のちがい

無性生殖

雌雄の関わり合いなしで子ができること。

 

 

栄養生殖
無性生殖には分裂・出芽・栄養生殖などがある。
栄養生殖は、栄養をたくわえている器官をつかっておこなう無性生殖のこと。

 

つまり栄養生殖は無性生殖の一種といえます。

 

 

「消費者」「分解者」のちがい

消費者
有機物を外部から取り入れ(食べて)、呼吸によって無機物に変える生物。

 

 

分解者
消費者のうち、死がいや排泄物などから有機物を取り入れる生物。

 

 

むかしの中学校では、消費者と分解者はまったくの別の生き物として学習しました。

今では少し違います。

分解者は、消費者の一部の生物についている名称のようです。

 

 

むかしは分解者→菌類・細菌類と学習しましたが、
いまでは分解者→菌類・細菌類+ミミズ・ダニ・ダンゴムシなどと学習します。

 

 

「自転」「公転」「日周運動」「年周運動」のちがい

地球の自転

地軸を中心に地球が回転すること。

 

 

日周運動

星座をつくる星や太陽が1時間で15度ずつ動いている(ように見える)こと。

 

 

地球の公転

太陽を中心に地球が回転すること。

 

 

年周運動

星座をつくる星が1ヶ月で30度ずつ動いている(ように見える)こと。

 

 

「自転・公転」と「日周運動・年周運動」では主語がちがいます。

 

地球の自転・公転は地球の動き。
日周運動・年周運動は星座をつくる星や太陽の動きのこと。

 

 

「銀河」「銀河系」のちがい

銀河

恒星がたくさん集まった集団のこと。

 

 

銀河系

銀河にもたくさん種類があるが、そのうち太陽や地球が含まれている銀河のこと。
天の川銀河ともいう。

 

つまり銀河系は銀河の一種です。

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