2021年2月の理科時事問題

このページは2021年1月の理科の時事問題に出題されそうな出来事(理科的ニュース)を掲載しています。

間違いなどあればお問い合わせまで教えてください。

 

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2021年1月の理科時事問題

小腸の機能再生に大腸の細胞を利用

2月25日、小腸の機能を、大腸を使って再生することに動物実験で成功したと慶応大などのチームが発表。

小腸は栄養分の吸収を行う器官。

研究チームは、ラットの小腸の細胞を培養して、小腸上皮の基となる細胞を作製。

切り取った大腸組織(約3センチ)の表面をはぎ取って、この細胞を注入した。

細胞注入後の大腸組織を、小腸を切除したラットの大腸の入り口付近へ移植したところ、消化液などの流れによって表面に小腸特有の柔毛ができた。

 

火星探査車の着陸に成功

2月18日、米航空宇宙局(NASA)は、探査車「パーサヴィアランス」が火星着陸に成功したと発表。

パーサヴィアランスは現地時間午後3時55分、火星の赤道付近にあるクレーターの中に降り立った。

NASAが火星に探査車を着陸させたのは、2012年の「キュリオシティ」に次いでこれが2度目。

今後2年以上にわたって岩石部分を掘り進め、生命が存在していたことの証拠を探す。

 

超小型人工衛星の打ち上げに成功

2月21日、超小型人工衛星「ひろがり」を搭載したロケットがアメリカにて打ち上げられ、地球の周回軌道に到達した。

「ひろがり」は大阪府立大学・室蘭工業大学の学生が中心となって開発。

幅、奥行きとも10cm、高さ20cmの超小型の人工衛星で、宇宙での太陽光発電の実用化を目指している。

アメリカの民間企業のロケット「アンタレス」に搭載され、バージニア州の米航空宇宙局(NASA)の飛行施設から打ち上げられた。

22日午後、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし、宇宙飛行士の野口聡一さんが受け取った。

3月中旬に宇宙空間へ放出し、4カ月間の実験が始まる。

 

最古のマンモスのDNA

シベリア北東部で出土した100万年以上前のマンモス標本からDNAが抽出された。(2月17日付の科学誌にて発表)

DNAの塩基配列がわかった最も古い動物は56万~78万年前の馬とされていたが、それを上回る古さとなる。

スウェーデンを中心とする国際研究チームが17日付で科学誌ネイチャーに発表した。

研究チームが調べたのはマンモスの臼歯3点。

見つかった地層の年代に基づいて、3点のうち2点は100万年以上前のものと考えられた。

さらに細胞中にあるミトコンドリアのDNAを解析し、2点は約165万年前と約134万年前のもの、もう1点は87万年前と推定された。

これらの年代が正しければ、解読されたDNAとしては最古のものになる。

永久凍土の中から発見されたという条件が幸いして、DNAが分解されずに保存されてきたとみられるが、DNAの量は少なく細かい断片になっていた。

 

福島県で震度6強の地震

2月13日午後11時8分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュード(M)7.3の地震があり、最大震度6強を観測した。

震源の深さは約60km。

気象庁によると、2011年3月の東日本大震災の余震と考えられる。

東京23区でも震度4を観測するなど広範囲で揺れを感じたが、震源が深く、津波警報は発令されなかった。

 

中東初の火星探査機

2月9日、アラブ首長国連邦(UAE)が、昨年に日本のロケットで打ち上げた探査機が火星の周回軌道に到達したと発表。

UAEの火星探査機「HOPE」は、UAE政府がアメリカの大学の協力を得て開発し、2020年7月に日本のH2Aロケットで種子島宇宙センターから打ち上げられた。

中東諸国で火星に探査機を送ったのはUAEが初めて。

今後は、探査機に搭載された観測機器を使って火星の大気の観測などを行う。

 

木星の3衛星に接近する計画

2016年から木星を回り続けてきたアメリカ航空宇宙局(NASA)の探査機ジュノーが、今年で完了予定だった探査計画を拡張し、木星の衛星やリング(環)に接近して調査を続けることが決まった。

新たに決まったのは、2025年9月まで4年にわたり木星系(木星とその衛星の系)を42回周回する旅。

ジュノーはこれまでの軌道の周期を徐々に短くしながら、木星の衛星の中でも注目されている3衛星へと近づいていく。

まず2021年6月には、太陽系最大の衛星であるガニメデのそばを通過する。

そして2022年には、生命の存在が期待されているエウロパに接近。

さらには硫黄の霜が降り積もり、激しい火山活動が続く衛星イオへと近づく予定。

 

春一番が吹く

2月4日、気象庁は、関東地方で春一番が吹いたと発表。

これまで関東地方で最も早く春一番の発表があったのは、1988年の2月5日。

そのため今回が過去最も早い記録となる。

春一番は立春を過ぎて最初に吹く強い南風のことを指す。

地域によって定義に違いがあるものの、平均風速7~8m/sが1つの目安になっている。

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