中3化学【電離・電解質】

スポンサーリンク

イオンどうしの結合

■金属の代表例
K・Ca・Na・Mg・Al・Zn・Fe・Cu・Ag
以上が金属の代表例。必ず押さえよう。

■イオン同士が結びついてできている物質

①金属化合物
金属化合物と呼ばれるような金属元素と非金属元素の結びつきはイオン結合といわれます。
金属元素と非金属元素はたがいに陽イオン、陰イオンとなって結びついています

例えば酸化銅。
化学式で書くとCuOです。
実際は
銅原子と酸素原子が結びついているというより
銅イオンCu2+と酸化物イオンO2-が結びついているといえます。

ほかにも塩化ナトリウム。
化学式で書くとNaCl。
これも
ナトリウム原子と塩素原子が結びついているというより
ナトリウムイオンNaと塩化物イオンClが結びついているといえます。

②水素イオンと陰イオンの化合物
たとえば
塩化水素HCl・硫酸H2SO4・硝酸HNO3・炭酸H2CO3など。
これらも水素原子とその他、という結びつきというよりは
水素イオンと陰イオンが結びついているといえます。

これらの①②のような物質は水に溶かすと
その結びつきが取れてバラバラになります。
↓例えば塩化ナトリウムを水に溶かした場合です。

このようにイオン同士が結びついている物質は水に溶けて陽イオンと陰イオンに分かれます
この現象を電離といいます。

■電離
イオン同士が結びついている物質が
水に溶けて陽イオンと陰イオンに分かれること
※イオン同士が結びついている物質が融解(固体から液体に変化)しても電離する。

2.電離式

例) 塩化ナトリウムの場合

塩化ナトリウムは化学式NaClです。
見た目は↓のように思えますが

実際はナトリウムイオンと塩化物イオンが結びついています。

これらは水に溶かすことで↓のようになります。

これを化学反応式のように「左辺:電離前→右辺:電離後」と表しましょう。

NaCl → Na + Cl

このように電離の様子を表した式を電離式といいます。

例) 塩化銅の場合

塩化銅は化学式CuCl2です。
化学式を見ると

となっているように思えますが実際は

となっています。
これを水に溶かすと

となります。
これを電離式として表すと

CuCl2 → Cu2+ + 2Cl

となります。

■主な電離式
まずはイオン式を必ず暗記です。
そのうえで次のイオン式が書けるようになりましょう。

の印のものは必ず書けるように。
の印のものは余裕があれば書けるように。

3.電解質と非電解質

■電解質
電離する物質のこと。
つまり水に溶けて陽イオンと陰イオンに分かれる物質のこと。
例)上述の金属化合物・水素イオンと陰イオンが結びついた物質
その水溶液は電流を通します
↓のように「イオンがある=電子の受け渡しがしやすい=電流が流れやすい」となります。

■非電解質
水に溶けても電離しない物質。
例)砂糖・エタノール(有機物)
↑この2つは頻出。必ず覚えましょう。
その水溶液は電気を通すことがありません。

※よくあるひっかけ問題。
塩化ナトリウムの個体は電気を通しますか?

→固体の塩化ナトリウム自体は電気を通しません。その水溶液が電気を通すのです。

→ただし塩化ナトリウムを融解させる(液体にする)と電離してしまうので、液体の塩化ナトリウムは電気を通す、と言えます。

■このページのポイント

・電解質=電離する物質=金属化合物・水素イオンと陰イオンが結びついた物質
・電解質の水溶液は電気を通す。
・非電解質の代表例は砂糖とエタノール
・電離式を書けるように!

スポンサーリンク



トップへ戻る