中2生物【心臓・血液の循環】

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1.血液の役割

■血液の役割
酸素や栄養分などのからだに必要なもの、二酸化炭素や尿素などのからだに不要なものを運んでいる。
物質を運ぶというのが大きな役割。
血液を動かしているのが心臓である。

■血液の成分

次の4つの成分を覚えよう。

赤血球
酸素を運ぶヘモグロビンという色素が含まれる。
真ん中がくぼんだ球形をしている。

ヘモグロビン
酸素と結びつく。酸素の多いところでは酸素と結びつき、酸素の少ないところでは酸素を放す

血しょう(漢字では血漿)
二酸化炭素や栄養分を運ぶ。要は酸素以外のものを運ぶ
血しょうは血液の成分の中で唯一液体
血管からしみ出た血しょうをと「組織液」と呼ぶ。

組織液
細胞のまわりを満たしており、血液と細胞の間で物質の受け渡しの仲立ちをしている

白血球
外部からの細菌などを食べ殺す。

血小板
出血した血液を固める。

2.心臓のつくり

■心臓のつくり
心臓には4つの部屋がある。

■心房
上側にある部屋。血液は心房にもどってくる

■心室
下側にある部屋。血液は心室から出ていく


↓の図の心臓は正面に向き合っている人を見ているとして考えましょう。

4つの部屋はそれぞれ↓のように呼ばれます。

心房に血液が戻り、心室から血液が出ていくので血液の流れは↓のようになっています。

心臓や血管にはがあります。
弁は血液の逆流を防ぎます。(↓の図)

3.血液の循環

先ほども書いた通り
心室から血液が出ていきます

出ていく先は「肺」または「肺以外の全身」。

右心室から出て行って向かう先が「肺」。
左心室から出て行って向かう先が「肺以外の全身」。
そのため左心室の壁は心臓の中でも最も厚くなっています
(全身に向かって強く血液を送り出すため丈夫なのです)
左心室から全身へ向かうことを覚えておきましょう。(↓の図)

ここで心臓を少し簡単に書きます。(↓の図)
左心室の壁を厚く書いています。

血液の流れを図に表します。
左心室からは「肺以外の全身」へ向かうのでしたね。(↓の図)

一方で右心室からは「肺」へ向かいます。

血液は「肺」で酸素をもらい、二酸化炭素を放します。
そして左心房へもどります。
心房は血液が戻るための部屋でしたね。
「肺」から戻ってくる先が「左心房」。
「肺以外の全身」から戻ってくる先が「右心房」。
↓のように血液は流れています。

すべてまとめると↓のようになります。
これが血液の循環です。

血管の種類

■血管の種類

血管は動脈と静脈の2種類がある。

動脈
心臓から出ていくための道。だから心室につながっている。
太く、丈夫である。

静脈
心臓へ戻るための道。だから心房につながっている。
血流が遅いので逆流を防ぐ弁がある

先ほどの血液の通り道を動脈、静脈に分けましょう。

このとき「肺」を通る場合は動脈・肺静脈

「肺以外の全身」を通る場合は動脈・大静脈と呼びます。

ちなみにきちんとした心臓の図では↓のように血管がつながっています。

血液の種類

■血液の種類

血液の種類も2種類ある。

動脈血
酸素が多く、二酸化炭素が少ない血液。
あざやかな赤色をしている。

静脈血
酸素が少なく、二酸化炭素が多い血液。
暗い赤色をしている。

先ほど流れていた血液を動脈血、静脈血に分けましょう。

動脈血は酸素が多い。その理由は肺で酸素をもらうから。
つまり「肺」を出て「肺以外の全身」へ向かうまでが動脈血

「肺以外の全身」の細胞は呼吸をして二酸化炭素を生じます。
この二酸化炭素を放出するためにこのあと肺に向かうわけです。
つまり静脈血は「肺以外の全身」を出て「肺」へ向かうまで

↓の図のようになります。

ここは要注意です。
動脈という血管だが、静脈血が流れている
静脈という血管だが、動脈血が流れている

肺動脈、肺静脈は血管と血液で名前が一致しないのです。
よく問われますので念入りに確認を。

■肺循環
心臓(右心室)→肺→心臓(左心房)という血液の流れのこと。

■体循環
心臓(左心室)→肺以外の全身→心臓(右心房)という血液の流れのこと。


POINT!!

・血液は心室から出ていく。心房にもどる。
・心臓から出る道が動脈。心臓へ戻る道が静脈。
→だから動脈は心室につながっていて、静脈は心房につながっている。

・右心室と左心室では左心室の方が壁が厚い。
→全身へ血液を送り出すため。

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