中3生物【体細胞分裂の観察】

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1.細胞分裂

■細胞分裂

1つの細胞が2つの細胞に分裂すること。

体細胞分裂と減数分裂の2種類がある

■体細胞分裂

からだをつくる細胞(体細胞)をつくるための細胞分裂。

■減数分裂

なかまをふやすための細胞(生殖細胞)をつくるための細胞分裂。

2.体細胞分裂

■細胞のつくり

→【細胞のつくり】←も参考に。

■核

中には染色体がある。

■染色体

同じ形のもの2本で1セットになっている。

生物によってその本数は決まっている

例) ヒト:46本(23セット) エンドウ:14本(7セット) イヌ:78本(39セット)

■体細胞分裂の流れ

・細胞質の分裂の仕方が植物細胞と動物細胞で異なります。

・分裂後の染色体の本数を同じにするために、分裂が始まる直前に染色体をコピーしておきます。

・分裂直後の細胞は大きく成長します。

植物の体細胞分裂

動物の体細胞分裂

3.体細胞分裂の観察

■観察の手順

①タマネギなどの根の先端付近を準備する。

→細胞分裂がさかんな成長点があるため、体細胞分裂のようすを観察しやすい。

②根の先端をエタノール(または酢酸)につける。

→細胞を生きた状態に近いまま殺すため。

③根の先端をあたためた塩酸(約60℃)につける

細胞どうしを離れやすくするため

④根の先端をスライドガラスにのせ柄つき針で軽くくずす。

⑤染色液をたらし、カバーガラスをのせる。

⑥プレパラートにろ紙をかぶせ、上から押しつぶす

→細胞どうしの重なりをなくすため。

⑥顕微鏡で観察する。

※1つ1つの手順や操作に理由があります。理由を答えられるようにしておきましょう。

4.根の成長

■根のつくり

成長点・・・細胞分裂がさかんなところ。

根冠・・・・成長点を保護している。

成長点では新しい細胞がどんどん生まれています。

成長点に近い細胞は生まれたて。そのため小さいです。

成長点から遠い細胞は生まれてから時間がたっている。そのため大きいです。(↓の図)

↓の図はある植物の種子から出た根の様子です。

この根に点A・点B・点Cと印をつけておきます。

数日後、根のようすと点A・点B・点Cの位置は↓のように変化します。

A~Bまでの距離がもっとものびています。

それは細胞分裂でできた新たな細胞が大きくなっているためです。

つまり、成長点のすぐ上側の部分が最もよくのびます。

根の成長の仕組みは

・成長点で体細胞分裂が起こり、新たな細胞ができる。(細胞の数が増える

・できた細胞1つ1つが大きくなる

と言えます。

POINT!!

・細胞分裂=体細胞分裂ではない。細胞分裂には体細胞分裂と減数分裂の2種類がある。

・体細胞分裂の順序を並び替えられるようにしよう。

・体細胞分裂の観察手順と理由を押さえよう。

(特に塩酸処理の理由が良く出題されます。)

・根のよくのびる部分は成長点のすぐ上の部分。

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