中1生物【根・茎・葉のつくり】

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1.双子葉類と単子葉類

被子植物は子葉の枚数によって2種類に分かれます。
子葉・・・種子が発芽したのち初めて出る葉のこと。

■双子葉類
子葉の枚数が2枚の植物。
アブラナ・エンドウ・サクラ・アサガオ・ツツジなど。

■単子葉類
子葉の枚数が1枚の植物。
イネ・ユリ・トウモロコシ・チューリップ・ツユクサ・カナダモなど。

これから根・茎・葉のつくりを紹介しますが、双子葉類と単子葉類では少し違います。
その違いをしっかり覚えておきましょう。

2.根のつくり

双子葉類と単子葉類では根のつくりが異なります。
↓の図のようになっています。

双子葉類の根は主根と側根に分かれており、単子葉類の根はひげ根と呼ばれます。

根の断面を拡大すると↓のようになっています。

細い毛のような根毛が生えています。
また中心には道管の集まりが、外側には師管の集まりがあります。

■根毛
根の表面積(土とふれる部分の面積)を大きくして効率よく土中の水分や養分を吸収できる
※土中の養分とは肥料などです。
※記述問題でよく出題されますよ。

■道管
土中の水分や水分に溶けた養分を運ぶための管。

■師管
葉でできた栄養分を運ぶための管。

※水が道管、栄養分が師管ですよ。水道管と覚える人も多いですね。

3.茎のつくり

師管と道管の集まりを維管束と呼びます。

茎の断面を観察すると維管束が見られます。(↓の図)

双子葉類では維管束は輪状に並んでいます。

単子葉類では維管束はばらばらに散らばっています。

ですがともに師管が外側道管が内側にあります。

※昆虫は木からもれ出た樹液をなめに来ますよね。それは師管にある栄養分をほしがっているからなんです。
※また水分はわざわざ土からもらったもの。大切にするために真ん中で守っているのです。だから道管は真ん中。
※”師”匠が道管を守るので、”師”管は外側・道管は内側と覚えみてはどうでしょう。

■維管束
道管と師管のまとまり。

4.葉のつくり

葉の断面の様子は↓のようになっています。

葉の表面の部分には表皮孔辺細胞気孔があります。
内部には細胞道管師管があります。
内部の細胞や孔辺細胞にある緑色の部分は葉緑体です。
葉緑体とは光合成を行う場所です。

■葉緑体
光合成をする場所。緑色の色素を持っている。

■表皮
葉の表面の部分。葉緑体はない

■葉の内部の細胞
細胞が規則正しく並んでいる方(柵状組織という)が葉の表側
細胞がすき間を開けて並んでいる方(海綿状組織という)が葉の裏側
葉緑体をもつ

■気孔
孔辺細胞によってできるすき間
植物のからだから気体が出入りする場所

■孔辺細胞
気孔をつくる三日月形の細胞。
孔辺細胞が開閉することで気孔が大きくなったり小さくなったりする。
葉緑体をもつ。(↓の図)

葉にあるすじのようなものを葉脈といいます。
中には維管束、つまり道管(上側)と師管(下側)が通っています。
(”師”匠が下から支えている、と覚えてはどうでしょう。)

双子葉類では葉脈は網目状になっていて網状脈といいます。
単子葉類では葉脈は平行になっていて平行脈といいます。(↓の図)

■双子葉類と単子葉類のちがいまとめ

■このページのポイント

・双子葉類と単子葉類のちがいをしっかり覚えること。
→特に師管・道管の位置はややこしいです。しっかり覚えましょう。
・またそれぞれの代表例を言えるようになろう。

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