2018年3月&4月の理科時事問題


このページは2018年3月&4月の理科の時事問題に出題されそうな出来事を掲載しています。
覚えておくべき用語は●○●○●のように黄色の下線を引いています。
間違いなどあればお問い合わせまで教えてください。

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2018年3月&4月の時事問題

■麻疹(はしか)の流行について
麻疹(はしか)
は麻疹ウイルスによっておこる感染症で、人から人へ感染。
感染経路としては空気感染のほか、飛沫や接触感染など。
感染力はきわめて強い。肺炎などを引き起こすことも多い。
マスクでの予防は難しく、ワクチンによる予防接種が重要。

 

■初の民間ロケットの打ち上げ延期
4月30日、宇宙ベンチャー企業の「インターステラテクノロジズ」(北海道大樹町(たいきちょう))は同町の実験場で予定していた小型観測ロケットMOMO(モモ)2号機の打ち上げを、夏以降に延期すると発表した。

 

■硫黄山周辺で噴火発生
4月19日、宮崎・鹿児島県にまたがる霧島連山・えびの高原(硫黄山)周辺で噴火が発生した。気象庁は噴火警戒レベルを2から3に引き上げた。今のところ、同じ霧島連山の新燃岳と御鉢の活動に変化はないとしている。

 

■島根県で震度5強の地震
4月9日、島根県で震度5強の地震が発生。マグニチュードは6.1が観測された。
震度…ゆれの大きさ。0・1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7の10段階で表される。
マグニチュード…地震の規模の大きさ(またはエネルギーの大きさ)。1つの地震につき1つのマグニチュードがある。

 

■月と火星と土星が接近
4月8日の未明、下弦の月火星土星が三角形状に並ぶ現象が観測された。

 

■90億光年離れた恒星の観測に成功
4月5日、東京大学、東北大学の研究者も参加する国際研究チームが「90億光年離れた恒星の観測に成功した」と英科学誌「ネイチャー・アストロノミー」に発表。同チームは、この星をギリシャ神話に登場する人物にちなんで「イカロス」と名付けた。
単独の星として見分けることができる星としては最も遠い。
※1光年…光の速さ(30万km/秒)で1年間すすんだとしたときの距離のこと。

 

■2017年の二酸化炭素排出量は増加
3月25日、国際エネルギー機関(IEA)が「2017年の二酸化炭素排出量は前年と比べて1.4%増えて325億トンに達した」と報告書で明らかにした。2014~2016年は横ばい状態だったが一転増加。地球温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」の目標を達成するためには現状の取り組みは不十分なようだ。
温室効果ガス…二酸化炭素やメタンなど。熱を逃がしにくい気体。これらの気体が増えることによって地球温暖化が起こるとされている。
パリ協定…世界の温室効果ガス排出量を今世紀後半に実質ゼロに、産業革命以来の気温上昇を2度未満に抑えることを目標にしている。

 

■ソユーズ打ち上げ
3月21日、3人の宇宙飛行士を乗せた「ソユーズ」ロケットが2018年3月21日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングは3月23日を予定。

 

■新燃岳の噴火
3月6日、宮崎県と鹿児島県にまたがって存在する霧島山の新燃岳(しんもえだけ)で爆発的噴火が観測された。
4月5日にも爆発的噴火を起こした。これまでも、何度か噴火していたが、4月5日の噴火は3月以降の噴火では最も高い噴煙が上がった。また、小規模の火砕流も起こった。
火砕流…火山灰や溶岩、火山ガスがまとまって斜面を高速で流れ落ちる現象

 

■イギリスの宇宙物理学者ホーキング博士が死去
3月14日、イギリスの物理学者でのスティーブン・ホーキング博士が死去した。
独自のブラックホール理論を提唱した宇宙物理学者である。
ホーキング博士は筋萎縮性側索硬化症という病気で車いすでの生活を行っていた。
「車いすの物理学者」として知られている。

 

■春の嵐
3月1周目、各地で春の嵐が起こった。
春の嵐は台風並みの強風や猛吹雪、海岸では高波となることもある現象。
この現象の発生要因は、日本の北部からやってくる寒気と南部からやってくる暖気がぶつかり上昇気流が生まれることで、温帯低気圧が急速に発達すること。
※台風の場合は、台風の中心が近づくと急激に風が強まるが、「春の嵐」をもたらす温帯低気圧は低気圧の中心から離れたところでも風が強く吹くので被害の範囲が広がりやすい。

 

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