2018年 京都府公立入試問題 解説

このページでは2018年度の京都府立入試一般選抜の問題を解説しています。(理科のみ)

問題・模範解答はこちら↓↓
http://www.kyoto-be.ne.jp/koukyou/cms/index.php?page_id=51

 

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大問1の解説

(1)

心臓では、上の部屋を心房・下の部屋を心室と呼びます。

役割は・・・
・心房→血液が戻るための部屋
・心室→血液が出ていくための部屋
ということを覚えておきましょう。

 

(2)

それぞれの選択肢をチェック。
ア.血しょうは固形成分ではなく、液体成分です。
イ.酸素を運搬するのは赤血球です。
ウ.細菌などをとらえる・分解するのは白血球の役割です。

よっての選択肢のみが正しいことが書かれています。

 

(3)

せきつい動物は
魚類→両生類→は虫類→鳥類・ほ乳類
と進化してきました。

心臓の構造も、この順に進化していったと考えられています。

 

大問2の解説

(1)

双眼実体顕微鏡を使うと
・物体を立体的に観察できる
・倍率はあまり高くない
という特徴があります。

 

(2)

気門は昆虫類の腹部にあります。

気門とは呼吸をするための器官です。

 

 

大問3の解説

(1)

一郎君の2つ目のセリフより
グラフから地球型惑星と木星型惑星にグループ分けされています。

 

地球型惑星とは・・・
小型で密度が大きい惑星のこと。
惑星を構成する主成分が岩石や金属であることが多い。
水星・金星・地球・火星があてはまる。

 

木星型惑星とは・・・
大型で密度の小さい惑星のこと。
惑星を構成する主成分が気体であることが多い。
木星・土星・天王星・海王星があてはまる。

以上はきちんと覚えておきましょう。

 

(2)

小惑星は火星と木星の間に多く存在します。
探査機はやぶさによって観測されたイトカワが有名です。

 

太陽系外縁天体は海王星よりも外側に存在する天体です。
冥王星やエリスなどがあてはまります。

 

大問4の解説

(1)

この問いはひらがなで書くよう指定されていますが
初期微動の「微」は非常に漢字間違いが多いので注意しましょう。

 

(2)

イ.すべての震源がプレートとプレートの境界にあるわけではありません。プレート内部に震源が存在するものもあります。

 

ウ.マグニチュードは観測地点によらず、1つの地震につき1つの値しか存在しません。観測地点によって変化するのは震度です。

 

エ.震度は0・1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7の10段階です。

 

よっての選択肢のみが正しいことが書かれています。

 

(3)

問題文中の「地点Aでは図中のXのゆれが8秒間続いた」というのは、初期微動継続時間が8秒であるということです。

 

初期微動継続時間と震源距離は比例の関係があります。
これを利用して、この問いを解いてみます。

 

問題の表より
地点Bは
・震源距離が84km
・初期微動継続時間は、10時53分52秒から10時54分04秒までの12秒間
ということがわかります。

 

これをもとに比例式をつくります。
求めたい地点Aの震源距離をx(km)とすると

84km:12秒=x(km):8秒

となります。

 

これを解いてx=56kmとなります。

 

よって56kmが正解となります。

 

大問5の解説

(1)

問題文中の【結果】に注目。
導線に電流を流すと方位磁針は東を指したので次のような磁界が発生していることがわかります。(↓の図)

 

この磁界が発生するのはb・cのように電流が流れているとき。

ここで使ったのは右ねじの法則。
右手を使う方法を紹介しておきます。

 

大問6の解説

(1)

ⅰ群について
ア.鉄のような金属はすべて無機物です。

 

イ.鉄は水に沈みます。それは水よりも密度が大きいから(ぎゅうぎゅうづめ)。
同じ質量どうしで比べると、鉄の方が体積が小さくなってしまいます。

 

ウ.日常生活で使われている鉄はほとんど酸化鉄を還元したものです。

 

エ.鉄の酸化は発熱反応。まわりに熱を放出します。
これを用いたものが携帯用カイロです。
カイロの中には鉄の粉末や酸素を引き寄せるための活性炭などが入っています。

 

 

(2)

磁石に引き付けられるのは鉄の性質です。
硫化鉄では磁石に引き付けられません。

 

また鉄に塩酸を加えると水素(無臭)が発生します。
硫化鉄に塩酸を加えると硫化水素(刺激臭・卵の腐ったにおい)が発生します。

 

(3)

この問題のはじめの文章から、鉄と硫黄の反応する比は
鉄:硫黄=7:4
であることがわかっています。

 

この問いでは、
鉄20.0gと硫黄10.0gを混ぜています。

よって鉄の一部は反応せず余り、硫黄はすべて反応することがわかります。

 

鉄20.0gのうち、反応するのは

7×2.5=17.5g

 

よって反応せずに残る鉄は

20-17.5=2.5g

となります。

 

よって鉄が2.5g残ります

 

大問7の解説

(2)

純物質と混合物のちがいは
融点や沸点がはっきりするかしないか
です。

 

純物質ならば
沸点や融点に達してからは、状態が変化し終わるまで温度は変化しません。

 

▼例 液体の水やエタノールを加熱したとき

一方で混合物は、複数の融点・沸点が異なる物質が混ざっているので
状態が変化していても、温度が一定になりません。(少しずつ上がってしまう)

 

▼例 水とエタノールの混合物を加熱したとき

 

大問8の解説

(1)

ばねばかりが物体を引く力+物体にはたらく抗力=物体の重力
の関係が成り立っていますので(↓の図)

ばねばかりが物体を引く力と抗力は反対の変化をすることになります。

 

(2)

仕事(J)=力(N)×力の向きに動いた距離(m)
なので

 

求める仕事は

2.4N×0.15m=0.36J

となります。

 

実験Ⅱでも実験Ⅲでも
やることは結局、2.4Nの物体を15cmだけ引き上げる
ということなので、仕事の量はどちらも0.36Jです。

 

このように動滑車を使おうが使うまいが仕事の量というのは変わりません。
これを仕事の原理といいます。

 

(3)

実験Ⅱでは、物体を1cm/sの速さで引き上げています。

15cmだけ引き上げているので仕事にかかる時間は

15cm÷1cm/s=15秒

となります。

 

 

実験Ⅲでも同じ仕事率になるようにしたいのならば、ばねばかりを15秒で引き上げなければなりません。

また動滑車を使っているので物体を15cm引き上げるには、ばねばかりを30cm引き上げる必要があります。

 

つまり15秒でばねばかりを30cm引き上げるのです。

 

その速さは
30cm÷15秒=2cm/s
となります。

 

よって2cm/sが正解です。

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