2019年1月の理科時事問題

このページは2019年1月の理科の時事問題に出題されそうな出来事を掲載しています。
覚えておくべき用語は●○●○●のように黄色の下線を引いています。
間違いなどあればお問い合わせまで教えてください。

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2019年1月の理科時事問題

■トキの野生絶滅、21年ぶりに見直し

1月24日、環境省は、絶滅の恐れがある野生生物をまとめたレッドリストの改訂版を発表。
その中で「野生絶滅」に指定していた国の特別天然記念物トキを「絶滅危惧IA類」に見直した。
これは、中国から提供を受けたトキの繁殖が成功し、野生下での個体数が増加しているため。

 

トキは明治時代からの乱獲により個体数が激減。81年には野生の5羽が全て捕獲され、2003年に野生最後の日本生まれ「キン」が死んだことにより、純日本産の血筋は途絶えた。

 

 

 


■インフルエンザが大流行

1月18日、国立感染症研究所は、1週間に報告されたインフルエンザ患者は1医療機関当たり38.54人で、警報レベルの30人を超えたと発表した。

 

インフルエンザは、くしゃみやせきなどの飛沫(ひまつ)や、スイッチやドアノブなどの接触で感染する。拡大を防ぐには、マスクや手洗いなどでウイルスを体内に侵入させないことが重要。

 

 

 


■イプシロン4号機打ち上げ
1月18日の午前10時ごろ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、7基の人工衛星をのせたイプシロンロケット4号機を打ち上げた。

 

打ち上げ場所は鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所。
イプシロンの打ち上げは2018年1月以来4回目で、一度に複数の衛星を搭載するのは初めて。
搭載した人工衛星は、民間企業や大学などが開発した機器や部品の性能を宇宙空間で試験するJAXAの「小型実証衛星1号機」や、東京のベンチャー企業「ALE(エール)」が開発し、人工的に流れ星を作る世界初の人工衛星「ALE―1」など。

 

 

 


■国内で3年ぶりに部分日食が観測される

1月6日、部分日食が全国各地で観測された。
国内で部分日食が観測できたのは2016年3月以来、約3年ぶり。

 

日食は太陽、地球、月の3つの天体が
太陽・月・地球の順に並んだ時に、太陽が月に隠されてしまうという現象。
部分日食は太陽の一部が隠されること。
(太陽すべてが隠される現象は、皆既日食という)

 

 

 


■台風1号がサイクロンに 22年ぶり

台風1号が1月1日にベトナム沖の南シナ海で発生。
1月5日にはマレー半島付近で東経100度線を越えた。
台風は東経100度線よりも西に向かうと「サイクロン」へと呼び名が変わる。
このように台風がサイクロンへと変わる現象は観測史上過去6回しかなく、1997年の台風26号以来、22年ぶりのこと。

※台風とは、が勢力をもち、風速が約17m/s以上になったもの。

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