2019年5月の理科時事問題

このページは2019年5月の理科の時事問題に出題されそうな出来事を掲載しています。
覚えておくべき用語は●○●○●のように黄色の下線を引いています。
間違いなどあればお問い合わせまで教えてください。

 

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2019年5月の理科時事問題

 

小惑星イトカワに水の痕跡

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機はやぶさが2010年6月に地球に持ち帰った小惑星イトカワの表面の物質のサンプルから、水の痕跡が発見された。

イトカワのような岩石質の小惑星が地球に水をもたらした可能性もあるという。

 

 

 

日本初 民間ロケットの打ち上げ成功

北海道のベンチャー企業インターステラテクノロジズが開発・製造した全長10メートルのミニロケットの打ち上げが5月4日の朝に行われ、成功。

 

日本の民間企業が単独でつくったロケットが宇宙空間に到達するのは初めて。

 

ロケットは実業家の堀江貴文氏が取締役を務める北海道大樹町のベンチャー企業インターステラテクノロジズが作ったミニロケット「MOMO3号機」で、4日午前5時45分に北海道大樹町の発射場から打ち上げられた。

 

 

 

動植物100万種が絶滅の危機

5月6日、世界132カ国の政府が参加する「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)は「すでに動植物約100万種が絶滅の危機にある」と公表した。

 

自然の保全と再生、持続的利用のために、経済や社会、政治、テクノロジーなどの点で「根本的な変化」の必要性を訴えている。

 

 

 

月がやせている?

5月13日、米航空宇宙局(NASA)の無人月探査機「ルナー・リコナイサンス・オービター(LRO)」が撮影した画像1万2000点以上を解析した調査結果が発表された。

 

調査で判明したことによると、月の北極点近くに位置するクレーター「氷の海」が移動しており、亀裂が発生しているという。

氷の海は多くの広大なクレーターの一つで、地質学的な観点から活動がないと長らく考えられてきた。

地球とは異なり、月にはプレート運動がない。

(地球のプレート運動については→【地震の基本】←を参考に。)

 

代わりに月が45億年前に誕生してから徐々に冷却していることで起きる地殻活動が存在する。

これにより、まるでブドウがしなびてレーズンになるように月面に「しわ」が生じている。

 

 

 

国内初 白いシャチを確認

5月16日、シャチの調査を行っている北大などの研究グループが、体の上面が白一色のシャチを発見した。

同グループによると、白いシャチの確認は国内初。

同グループは16日午後1時20分ごろ、10頭ほどで泳いでいるシャチの中に体長約7~8メートルの白い個体を発見。成熟した雄とみられる。

シャチはクジラやイルカなどと同じで、水中にすむほ乳類の一種。

 

 

 

箱根山の噴火警戒レベルが2に

5月19日2時15分、気象庁は神奈川県西部にある箱根山の火山活動が高まっているとして、火口周辺警報(噴火警戒レベル2)を発表した。

 

箱根山の噴火警戒レベルは2015年11月からレベル1(活火山であることに留意)に下がっていて、約3年半ぶりのレベル2となる。

箱根山では5月18日から、芦ノ湖の西岸を震源とする地震を中心に、火山性地震が増加していた。

 

 

 

異例の猛暑 北海道では過去最高気温更新

5月26日、北海道の佐呂間町では39.5度を記録。

これは5月の全国の観測史上最高気温。

また、年間を通じて北海道での年間を通じての最高気温となった。

ほかにも帯広市で38.8度など、北海道内36地点で年間の観測史上最高を記録。

 

最高気温が25℃を超えた日を夏日、30℃を超えた日を真夏日、35℃を超えた日を猛暑日と言う。

北海道内では44地点で猛暑日となった。

 

また、5月26日、東京都心で気温が30.3度を観測し、3日連続の真夏日。

これは5月としては史上初。(27日段階で4日連続まで記録は伸びた。)

 

中国での非常に暖かい空気(暖気)が、ジェット気流によって流れ込んだことが原因。

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