このページは2019年7月の理科の時事問題に出題されそうな出来事を掲載しています。
覚えておくべき用語は●○●○●のように黄色の下線を引いています。
間違いなどあればお問い合わせまで教えてください。
2019年7月の理科時事問題
インドで無人月探査機打ち上げ成功
7月22日、インドの南部アンドラプラデシュ州スリハリコタの宇宙センターから無人月探査機チャンドラヤーン2号が打ち上げられた。
9月6日ごろに月面に着陸する予定。
成功すれば旧ソ連、米国、中国に次ぎ4カ国目。
クニマスの「野生絶滅」認定
7月18日、国際自然保護連合によって、絶滅や絶滅の恐れのある生物種について公表された。(この生物のリストをレッドリストという)
2010年に山梨県で生息が確認されたクニマスが野生絶滅に分類された。
また、ゲンゴロウブナなど国内に生息する淡水魚25種が新たに絶滅危惧種に指定された。
大雨特別警報が発令
7月20日、長崎県の西側の島で記録的な大雨。
午前10時過ぎに五島と対馬に大雨特別警報が発表された。
これは台風5号による雨雲が、南北に線上に連なり、五島列島や対馬付近にかかり続けていたため。
(線状降水帯といい、集中的に非常に強い雨や猛烈な雨をもたらす積乱雲の集団。)
特別警報は、重大な災害が起こるおそれが著しく大きい場合に、気象庁が警告のために発表する情報。
甚大な被害が発生する恐れがあり、最大級の警戒をする必要がある場合に適用される
アポロ11号の月面着陸から50年
アポロ11号は人類初の月面着陸に成功した米宇宙船。
ニール・アームストロング船長ら3人の宇宙飛行士を乗せて1969年7月16日、フロリダ州のケネディ宇宙センターから「サターン5号」ロケットで打ち上げられ、20日に月面に着陸。
アームストロング船長とバズ・オルドリン飛行士の2人が月面に降り立ち、21時間半余り滞在。
アームストロング船長は「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」という言葉を残した。
3人を乗せた司令船は24日、地球へ帰還し太平洋上に着水した。
はやぶさ2が2度目のタッチダウン成功
7月11日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機はやぶさ2が、小惑星リュウグウへの2度目のタッチダウンに成功。
2014年11月に打ち上げられたはやぶさ2は、2018年6月に、地球から3億kmほど離れた小惑星リュウグウに到着。
その後9月に、搭載していたローバーMINERVA II-1を投下しリュウグウ表面の調査を実施。
今年4月にははやぶさ2自身による初のタッチダウンが行われ、これも成功させていた。
コメント(承認された場合のみ表示されます)