2020年8月の理科時事問題

このページでは2020年8月の理科に関する時事問題(理科に関するニュース)を掲載しています。

何か間違いなどがあればお問い合わせフォームよりご連絡ください。

スポンサーリンク

2020年8月の理科時事問題

史上最も若い銀河を発見

これまでに見つかった銀河のなかでもっとも若い銀河を東京大学などの国際研究チームが発見。

この銀河は、ヘルクレス座の方向、4.3億光年で青白く輝く天体が新たに見つかった銀河。

年齢はこれまでに見つかった銀河のなかでは一番若い約1000万年。

研究チームは、ハワイにある国立天文台のすばる望遠鏡で観測した約4000万個の天体のデータをもとに解析。

 

国際宇宙ステーションが日本上空を通過

8月2日20時29分ごろに、国際宇宙ステーション(ISS)・きぼうが日本の上空付近を通過。

ISSは地上から約400km上空に建設された、地上の生活や産業に役立たせることを目的とした巨大な有人実験施設。

また、「きぼう」はISSを構成する部位のひとつで、日本初の有人実験施設。

ISSは地上から約400kmの上空を秒速約7.7km(時速約27,700km)で飛行していて、地球を約90分で1周(≒1日で約16周)する。

 

ペルセウス座流星群がピーク

8月12日夜から8月13日未明にかけてペルセウス座流星群が活動ピークを迎えた。

※活動のピーク・・・見える流星の数が多くなること

ペルセウス座流星群は3大流星群の一つで、年間でも特に流星数の多い流星群。

 

※3大流星群・・・1月のしぶんぎ座流星群・12月のふたご座流星群・8月のペルセウス座流星群

 

車サイズの小惑星、観測史上最接近

8月18日、米航空宇宙局(NASA)は、大きさが5m前後の中型車ほどの小惑星が地球すれすれをかすめていたと発表。

8月16日に近づいており、最も近づいた時の距離は地上から3000kmの上空(地球の直径の約4分の1)。

地球にぶつからなかった小惑星としては観測史上最も近づいたとみられる。

 

40℃越えの猛暑

8月16日、静岡県浜松市が40℃を超える記録的な暑さとなった。

午後0時半過ぎに浜松市天竜区船明(ふなぎら)では、国内記録歴代5位タイとなる40.9℃を記録。

浜松市の市街地で気温が40℃台となるのは初めて。

この日は各地で猛暑日となった。

 

猛暑日・・・1日の最高気温が35℃以上の日のこと。

真夏日・・・1日の最高気温が30℃以上の日のこと。

夏日・・・・1日の最高気温が25℃以上の日のこと。

 

最後のこうのとり、無事任務終える

8月20日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)から分離した無人補給機こうのとり9号機が20日午後4時7分ごろ大気圏に再突入し、任務を終えたと発表した。

こうのとりは2009年の1号機から9号機まであり、ISSへの輸送任務を行ってきた。

この輸送任務は、2021年度中に打ち上げられる後継機「HTV―X」へと引き継がれる。

5月に鹿児島県・種子島宇宙センターで打ち上げられた9号機は、生鮮食料品や実験装置などを輸送。

荷物の積み込み作業などを終えて19日未明にISSから分離され、大気圏突入で燃え尽きた。

 

2011年の米スペースシャトル退役後は、大型機器を運べる唯一の手段として活躍。

ISSの老朽化したバッテリーに代わる日本製の大型リチウムイオン電池の輸送などで貢献した。

コメント(承認された場合のみ表示されます)

タイトルとURLをコピーしました