このページでは「有機物とはどのような物質か?」「有機物にはどのような物質がある?」「プラスチックとは」について説明をしています。
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1.有機物と無機物
炭素(原子) を含む物質のこと。
多くのものが水素(原子)も含む。
燃焼させると二酸化炭素と水が発生する。
※原子・・・物質をつくる小さな粒のこと。約110種類ある。
▼熱すると黒く焦げる
→ デンプン(かたくり粉)・砂糖
▼アルコール
→ メタノール・エタノール
▼天然ガス
→ メタン・エタン・プロパン
▼プラスチック
→ ポリエチレン・ポリエチレンテレフタラート・ポリ塩化ビニル・ポリスチレン・ポリプロピレン
▼その他
→ 木・紙・ロウ・小麦粉
有機物でないもの。
→ 炭素・一酸化炭素・二酸化炭素・金属・金属を含む物質(食塩や水酸化ナトリウムなど)
※金属の覚え方・・・漢字に「金」を含む・「○○ウム」という名前 *例外アリ
砂糖・かたくり粉・食塩の性質の違い
砂糖・かたくり粉(デンプン)・食塩は、見た目はどれも白色の粉末です。
一見、見た目だけでは違いがわかりません。
しかし、性質の違いがあります。覚えておきましょう。
砂糖・・・・・・水に溶ける。燃やすと黒く焦げる。
かたくり粉・・・水に溶けない。燃やすと黒く焦げる。
食塩・・・・・・水に溶ける。燃やしても黒く焦げることはない。
・ちなみにかたくり粉とはデンプンのこと。
→ デンプンは水に溶けない性質があります。
・砂糖とかたくり粉が黒く焦げるのは、炭素を含むから。
→ そのため、有機物に分類されます。
・食塩は無機物です。
→ 食塩は塩化ナトリウムともいいます。
2.プラスチック
有機物の1つ。
原料は石油を精製して得られるナフサ。
合成樹脂とも呼ぶ。
次のような性質をもつ。
・加工しやすい。
・軽い。
・さびない。
・電気を通しにくい。
・衝撃に強い。
・酸やアルカリの薬品による変化が少ない。
ペットボトルの本体とふたで、使われているプラスチックの種類が違うことに注目。
本体は、ポリエチレンテレフタラートという物質。
水に沈みます。
キャップ(ふた)はポリプロピレンという物質。
水に浮きます。
ペットボトルのラベルはポリスチレンという物質でできています。
このようにペットボトルが複数の異なるプラスチックが使われていることを覚えておきましょう。
通常のプラスチックは土に埋めても分解されにくい。
生分解性プラスチックは分解されやすいプラスチックのこと。
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