中2地学【気団と前線】

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1.気団と前線

■気団
気温や湿度が一様な(ほぼ均一な)空気のかたまり。
あたたかいものを暖気団(暖気)、つめたいものを寒気団(寒気)という。

■前線面
寒気団と暖気団がぶつかった境界面

■前線
前線面が地面と交わってできる
前線面は「面」、前線は地面にある「線」です。間違えないように!
(↓の図参照)

覚える前線は4種類。

寒気と暖気がどのようにぶつかっているかによって種類が異なります。
寒冷前線・・・寒気の方が暖気よりも勢いが強い。やがて寒気におおわれ気温が下がる。
温暖前線・・・暖気の方が寒気よりも勢いが強い。やがて暖気におおわれ気温が上がる。
停滞前線・・・寒気と暖気のぶつかる勢いが同じ。しばらくとどまり続ける。
閉塞(へいそく)前線・・・寒冷前線が温暖前線に追いついてできる。

天気図上では次のような記号で表されます。

記号のついている方向(向き)は前線の進行方向を表します。(↓の図)

2.寒冷前線

寒冷前線は寒気の方が暖気よりも勢いが強いときにできる前線です。
やがて寒気におおわれ気温が下がります

いっぱんに寒気と暖気では、
寒気の方が重い(密度が大きい)ので寒気は地面寄りにやってきます。

ずっしりした寒気に対して軽い暖気ははねのけられてしまいます。(↓の図)

この暖気の動きが上昇気流となり雲が生じます。
このときにできる雲は、縦に長く、積乱雲といいます。(↓の図)

積乱雲は横幅があまりないので、短時間・せまい範囲に雨が降ります
ただし縦に長いので、雨粒は大きく激しい雨になります。

■積乱雲
短時間にせまい範囲に激しい雨を降らせる。

3.温暖前線

温暖前線は暖気の方が寒気よりも勢いが強いときにできる前線です。
やがて暖気におおわれ気温が上がります

ずっしりした寒気に対して、暖気は軽いので寒気の上を進んでいきます。(↓の図)

この暖気の動きが上昇気流となり、雲が生じます。
この雲は横に長く、乱層雲といいます。

積乱雲は横幅が長いので、長時間に広い範囲に雨が降ります
ただし厚みはないので、雨粒は小さくおだやかな雨になります。

ちなみに乱層雲よりも上にある雲を
巻層雲・高層雲
といいます。余裕があれば覚えておきましょう。

■乱層雲
長時間、広い範囲におだやかな雨を降らせる。

■巻層雲・高層雲
乱層雲(温暖前線)が近づいている前触れとなっている。

■このページのポイント

・寒冷前線が通過すると気温が下がる。
・温暖前線が通過すると気温が上がる。
・積乱雲と乱層雲の雨の降らし方を覚えておこう。

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