中1生物【種子をつくらない植物】

このページでは「種子をつくらない植物」「コケ植物」「シダ植物」「コケ植物とシダ植物の違い」について解説しています。

動画による解説は↓↓↓

https://youtu.be/AW4qwJ3eKbg

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1.種子をつくらない植物

■胞子

コケ植物やシダ植物は種子ではなく胞子でなかまをふやす。

胞子は種子に比べて小さく、単純な構造をしている。

また種子とは異なり、栄養分をたくわえる構造がない。

※ほかにも菌類(キノコやカビのなかま)や藻類(ワカメやコンブなど)も胞子でなかまをふやします。

 

胞子でふえる植物のなかま

①藻類

水中に生息する。

葉緑体を持ち、光合成によって栄養分をつくる。

原始的な構造をしていて、からだの表面から水分を取り入れる。

そのため維管束がない。根・茎・葉のつくりもない。

例) ワカメ・コンブ・ボルボックス・アオサ

※中学の教科書では「植物とは異なるグループ」と明記されていることを知っておきましょう。

 

②コケ植物

水辺や建物のかげ、路地裏に生息する。

藻類より進化した構造をしているため、乾燥に強いものもいる。

からだの表面から水分を取り入れる。

そのため維管束がない。根・茎・葉のつくりもない

例) スギゴケ・ゼニゴケ

 

ゼニゴケは↓のような植物です。

スギゴケは↓のような植物です。

ともに雄株(おかぶ)と雌株(めかぶ)で構造が異なります。

雌株には胞子のう(胞子が入っている)がついています。

 

コケ植物には根・茎・葉の区別がありません。

しかし仮根(かこん)と呼ばれる部分があります。(↓の図)

これは根ではないため、水分を吸収することはできません。

からだを地面や岩などに固定しておくはたらきがあります。

 

③シダ植物

コケ植物よりもさらに進化した構造をもつ。

水辺から離れたところに生息し、乾燥に比較的強い。

からだは根・茎・葉の区別があり根から水分を吸収する。

そのため吸収した水分をからだ全体に運ぶので維管束がある

例) イヌワラビ・スギナ・ゼンマイ・ノキシノブ

 

シダ植物の代表例であるイヌワラビは↓の図のような植物です。(手書きでスイマセン)

根・茎・葉の区別が図のようにあります。

とくに葉と茎を間違えやすいので気を付けましょう!

また葉の裏には胞子のう(胞子の入った袋)があります。(↓の図)

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2.*コケ植物のなかまのふやし方

①スギゴケやゼニゴケは雄株と雌株に分かれています。

②雄株にできた精子が雨の日などに雌株まで泳いでいき卵(らん)受精をします。

③雌株が成長します。

④成長した雌株は胞子のうと呼ばれる入れ物の中に胞子をつくります。

⑤この胞子が地面にばらまかれ発芽し、雄株や雌株になります。

この繰り返しでコケ植物はなかまをふやします。

 

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3.シダ植物のなかまのふやし方

①葉の裏に胞子のうがあり、そこで胞子がつくられます。

②胞子がばらまかれ発芽すると前葉体と呼ばれるものになります。(↓の図)

③前葉体では精子がつくられ、前葉体の上で受精します。

受精卵から根・茎・葉が育ちます。

⑤胞子のうのある葉がつくられます。

この繰り返しでシダ植物はなかまをふやします。

前葉体について覚えておきましょう。

 

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4.コケ植物とシダ植物のまとめ

一番出題されやすい、コケ植物とシダ植物のちがいをまとめておきます。

 

POINT!!

・コケ植物・・・維管束あり、根茎葉の区別なし

・シダ植物・・・維管束なし、根茎葉の区別あり

・それぞれの代表例を言えるようにしておこう。

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