1.草食・肉食動物のちがい
ここではほ乳類における草食動物と肉食動物についてのみ考えます。
草食動物とは、植物を食べることで生活している動物。
例えばシマウマやキリン、ウマ、ウサギ、シカ、ウシなど。
肉食動物とは、他の動物を食べることで生活している動物。
例えばライオンやヒョウ、チーターなど。
同じほ乳類なので基本的な構造は同じですが、食べるものが違うため、からだの各部分で特徴が異なります。
ここではそのちがいを理解しておきましょう。
※この3種類の歯は草食・肉食動物で共通して存在します。発達している歯が草食・肉食でちがいます。
草食動物の特徴
①臼歯が大きく発達している。
→ 草をすりつぶすため。
②門歯もそこそこ発達している。
→ 草をかみ切るため。
③腸が長い。
→ 草に含まれる細胞には細胞壁があり、消化に時間がかかってしまうため。
(また草の中の栄養分は少ないため、栄養分のとり残しがないように時間をかけて吸収する。)
①目が横向きについている。
→ 広い範囲を見ることができて、敵(肉食動物)を発見しやすいという利点がある。
②あしにはひづめ(固い大きなつめ)がついているものが多い。
→ 敵(肉食動物)から逃げるために、長距離を走りやすくなっている。
肉食動物の特徴
①犬歯が大きく発達している。
→ えものをしとめやすく(肉をきりさきやすく)するため。
②臼歯もそこそこ発達している。
→ 肉を引きちぎりやすくするため。
③腸が短い。
→ 肉にふくまれる細胞には細胞壁がないので、草に比べると消化しやすいため。
(肉の中の栄養分は多く、一度に多くの栄養分を吸収できる。)
①目が前向きについている。
→ せまい範囲しか見れないが、立体的に見えやすく、えもの(草食動物)との距離感をつかみやすいという利点がある。
②あしにはするどいつめがある。
→ えもの(草食動物)をしとめやすくなっている。
まとめると・・・
草食動物:臼歯 肉食動物:犬歯
草をすりつぶすか、肉をきりさくかのちがい。
草食動物:横向き 肉食動物:前向き
広い範囲が見えるか、立体的に見やすいかのちがい。
草食動物:長い 肉食動物:短い
草は消化に時間がかかる、肉は消化に時間がかからないのちがい。
以上の3点のちがいを最低限、覚えておきましょう。
POINT!!
食べるもののちがいで以下の特徴がある。
・肉食動物は「犬歯が発達」「目が前向き」「腸が短い」。
・草食動物は「臼歯が発達」「目が横向き」「腸が長い」。
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