まぎらわしい用語【中2編】

このページではややこしい言葉どうしの意味のちがいを説明しています。

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まぎらわしい用語【中2編】

「原子」「分子」のちがい

原子

物質をつくる最も小さい粒子。

 

 

分子

原子が集まって性質をもつようになったもの。

 

 

例えば水素原子は、マッチの火を近づけても、音を立てて燃えない。

水素分子(水素原子2個の集まり)となってはじめて、音を立てて燃えるようになる。

※水素の気体とは、水素分子がたくさんあります。

 

 

「化学式」「化学反応式」のちがい

化学式

CO2とかH2OやN2のこと。

1つの物質を表している。

 

 

化学反応式

2H2O→2H2+O2 や 2Cu+O2→2CuOなどのこと。

化学変化の様子を、化学式を用いて表している。

 

 

「化学変化」「状態変化」のちがい

化学変化

物質が反応して、性質の異なる物質ができること。

(例)化合・分解・酸化・還元・中和など。

 

 

状態変化
物質が加熱されたり、冷却されたりして、状態(=固体・液体・気体)が変わること。

(例)融解・凝固・蒸発・沸騰・昇華など。

 

 

「酸化」「燃焼」のちがい

酸化

物質が酸素と結びつくこと。

 

 

燃焼

酸化の中でも、熱や光が発生する酸化のこと。

 

 

「分解」「還元」のちがい

分解

1つの物質が2種類以上に分かれること。

(例)
・酸化銀→銀+酸素
・炭酸水素ナトリウム→炭酸ナトリウム+水+二酸化炭素

 

還元
酸化物から酸素が失われること。酸素をもらいうける相手が必要な反応。

(例)
・酸化銅+炭素→銅+二酸化炭素
・マグネシウム+二酸化炭素→酸化マグネシウム+炭素

 

「酸化銅+炭素→銅+二酸化炭素」の反応では、酸化銅がもつ酸素を炭素がもらい受けています。

このような反応を還元といいます。

 

「酸化銀→銀+酸素」の反応では、酸化銀のもつ酸素を誰かがもらい受けているわけではありません。

よってこの反応は還元ではなく、分解と呼びます。

 

このように中学校では「酸素をもらいうける相手が必要な反応」を還元といいます。

 

※高校では少し「酸化・還元」の意味が変わってきます。高校生の人はきちんと「酸化数」を理解しておきましょうね。

 

 

「熱量」「電力量」のちがい

単位も(J)または(Wh)で共通。

どちらも大した違いはなし。

 

厳密に言うならば

熱量は熱エネルギーの総量。

電力量は使った電気エネルギーの総量。

 

中学校では

使った電気エネルギーの総量=熱エネルギーの総量

となるものがほとんど。

あまり気にする必要はありません。

 

 

「動脈」「動脈血」「静脈」「静脈血」のちがい

動脈・静脈

血管の名前。

心臓から出ていくための血管が動脈。心臓へ戻るための血管が静脈。

 

 

動脈血・静脈血

血液の種類。

動脈血は酸素の多い血液のこと。

静脈血は二酸化炭素の多い血液のこと。

 

いわば動脈・静脈は道路のこと、動脈血・静脈血は道路を走るトラックです。

 

動脈の中には必ず動脈血がながれている、とは限りません。

動脈の中にも静脈血が流れていることもあります。

 

 

「大気圧」「気圧」のちがい

大気圧

地球上をおおう「大気」の重さにより生じる圧力。

 

 

気圧

大気など気体の種類を問わず、気体の重さによる圧力。

 

大気圧は、決して気圧がビッグという意味ではありません。

 

 

「飽和水蒸気量」「実際の水蒸気量」のちがい

飽和水蒸気量

空気1m3に入ることができる最大の水蒸気の量(g)。

 

 

実際の水蒸気量

空気1m3に実際に入っている水蒸気の量(g)のこと。

 

 

500人が入ることができる部屋に200人入っているとします。

この「500人」が飽和水蒸気量にあたります。

実際に入っている人数の「200人」が実際の水蒸気量にあたります。

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