まぎらわしい用語【中2編】

このページではややこしい言葉どうしの意味のちがいを説明しています。

中1内容については【中1編】

を参照してください。

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まぎらわしい用語【中2編】

■原子と分子のちがい

原子
物質をつくる最も小さい粒子。

分子
原子が集まって性質をもつようになったもの。

例えば水素原子は、マッチの火を近づけても、音を立てて燃えない。
水素分子(水素原子2個の集まり)となってはじめて、音を立てて燃えるようになる。

※水素の気体とは、水素分子がたくさんあります。

■化学式と化学反応式のちがい

化学式
CO2とかH2OやN2のこと。
1つの物質を表している。

化学反応式
2H2O→2H2+O2 や 2Cu+O2→2CuOなどのこと。
化学変化の様子を、化学式を用いて表している。

■化学変化と状態変化のちがい

化学変化
物質が反応して、性質の異なる物質ができること。
(例)化合・分解・酸化・還元・中和など。

状態変化
物質が加熱されたり、冷却されたりして、状態(=固体・液体・気体)が変わること。
(例)融解・凝固・蒸発・沸騰・昇華など。

■酸化と燃焼のちがい

酸化
物質が酸素と結びつくこと。

燃焼
酸化の中でも、熱や光が発生する酸化のこと。

■分解と還元のちがい

分解
1つの物質が2種類以上に分かれること。
(例)
・酸化銀→銀+酸素
・炭酸水素ナトリウム→炭酸ナトリウム+水+二酸化炭素

還元
酸化物から酸素が失われること。酸素をもらいうける相手が必要な反応。
(例)
・酸化銅+炭素→銅+二酸化炭素
・マグネシウム+二酸化炭素→酸化マグネシウム+炭素

「酸化銅+炭素→銅+二酸化炭素」の反応では、酸化銅がもつ酸素を炭素がもらい受けています。
このような反応を還元といいます。

「酸化銀→銀+酸素」の反応では、酸化銀のもつ酸素を誰かがもらい受けているわけではありません。
よってこの反応は還元ではなく、分解と呼びます。

このように中学校では「酸素をもらいうける相手が必要な反応」を還元といいます。

※高校では少し「酸化・還元」の意味が変わってきます。高校生の人はきちんと「酸化数」を理解しておきましょうね。

■熱量と電力量のちがい

単位も(J)または(Wh)で共通。
どちらも大した違いはなし。

厳密に言うならば
熱量は熱エネルギーの総量。
電力量は使った電気エネルギーの総量。

中学校では
使った電気エネルギーの総量=熱エネルギーの総量
となるものがほとんど。
あまり気にする必要はありません。

■動脈と動脈血・静脈と静脈血のちがい

動脈・静脈
血管の名前。
心臓から出ていくための血管が動脈。心臓へ戻るための血管が静脈。

動脈血・静脈血
血液の種類。
動脈血は酸素の多い血液のこと。
静脈血は二酸化炭素の多い血液のこと。

いわば動脈・静脈は道路のこと、動脈血・静脈血は道路を走るトラックです。

動脈の中には必ず動脈血がながれている、とは限りません。
動脈の中にも静脈血が流れていることもあります。

■大気圧と気圧のちがい

大気圧
地球上をおおう「大気」の重さにより生じる圧力。

気圧
大気など気体の種類を問わず、気体の重さによる圧力。

大気圧は、決して気圧がビッグという意味ではありません。

■飽和水蒸気量と実際の水蒸気量のちがい

飽和水蒸気量
空気1m3に入ることができる最大の水蒸気の量(g)。

実際の水蒸気量
空気1m3に実際に入っている水蒸気の量(g)のこと。

500人が入ることができる部屋に200人入っているとします。
この「500人」が飽和水蒸気量にあたります。
実際に入っている人数の「200人」が実際の水蒸気量にあたります。

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