中1生物【双子葉類と単子葉類】

このページでは「双子葉類や単子葉類とそのちがい」について解説しています。

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1.双子葉類と単子葉類

被子植物は子葉の枚数によって2種類に分かれます。

子葉・・・種子が発芽したのち初めて出る葉のこと。

※被子植物についてはこちら →【花のつくり】←

 

■双子葉類

子葉の枚数が2枚の植物。

アブラナ・エンドウ・サクラ・アサガオ・タンポポ・ツツジなど。

(覚え方→危ない遠藤さくらさん、朝からタンポポつつむ)

 

■単子葉類

子葉の枚数が1枚の植物。

イネ・ツユクサ・トウモロコシ・ユリ・チューリップ・カナダモなど。

(覚え方→いつもとうもろこしのユーチューブか)

 

これから根・茎・葉のつくりを紹介しますが、双子葉類と単子葉類では少し違います。

その違いをしっかり覚えておきましょう。

 

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2.根のつくり

双子葉類と単子葉類では根のつくりが異なります。

↓の図のようになっています。

双子葉類の根は主根と側根に分かれており、単子葉類の根はひげ根と呼ばれます。

 

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3.茎のつくり

植物のからだには、ヒトの血管のような、物質を運ぶ管が通っています。

それが師管と道管です。

 

師管は葉でつくられた栄養分(※光合成という働きでつくられる)を運びます。

道管は根で吸収した水分を運びます。

 

師管と道管の集まりを維管束と呼びます。

茎の断面を観察すると維管束が見られます。(↓の図)

 

 

双子葉類では維管束は輪状に並んでいます。

単子葉類では維管束はばらばらに散らばっています。

 

 

ですがともに師管が外側道管が内側にあります。

 

・昆虫は木からもれ出た樹液をなめに来ますよね。それは師管にある栄養分をほしがっているからです。

・また水分はわざわざ土からもらったもの。大切にするために真ん中で守っているのです。だから道管は真ん中。

・「師管の師」は「師匠の師」と同じ。”師”匠が道管を外側から守るので、”師”管は外側・道管は内側と覚えみてはどうでしょう。

 

■道管

土中の水分や水分に溶けた養分を運ぶための管。

 

■師管

葉でできた栄養分を運ぶための管。

 

■維管束

道管と師管のまとまり。

 

水が道管、栄養分が師管ですよ。「水」「道管」をつなげて「水道管」と覚える人も多いですね。

 

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4.葉のつくり

葉にあるすじのようなものを葉脈といいます。

中には維管束があります。道管が上側、師管が下側に通っています。

(”師”匠が下から支えている、と覚えてはどうでしょう。)

 

双子葉類では葉脈は網目状になっていて網状脈といいます。

単子葉類では葉脈は平行になっていて平行脈といいます。(↓の図)

 

双子葉類と単子葉類のちがいまとめ

この表にあることをしっかり覚えましょう!

コメント(承認された場合のみ表示されます)

  1. 覚え方がおもろいwwww

    • ぱや様
      返信が遅れて申し訳ありません。
      そしてコメントありがとうございます。
      しょうもない語呂合わせですみません。
      よければまた是非ご活用ください。

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