このページでは2022年12月の理科の時事問題で出題されそうな理科ニュースをまとめています。
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2022年12月の理科時事問題
「ハクトR」月面着陸機が地球出発
日本の宇宙ベンチャー「ispace(アイスペース)の月面着陸機「ハクトR」を搭載した大型ロケットが、日本時間12月11日午後、打ち上げられた。
約47分後、着陸機を正常に分離し打ち上げは成功。
月面着陸は2023年4月末の予定。着陸に成功すれば、民間では世界初となる可能性がある。
無人試験の米宇宙船「オリオン」、月から帰還
アポロ計画以来の有人月探査に利用するアメリカの宇宙船「オリオン」が、無人試験飛行を終え日本時間12月12日に地球に帰還。
オリオンは2022年11月16日に大型ロケット「SLS」初号機で出発。
月面に約130kmのところまで接近、また地球から最大約43万kmまで遠ざかるなどして、その性能を検証した。
アメリカはオリオンなどを活用して2025年にも月面着陸を再開する計画(アルテミス計画)。
東京都で新築物件に太陽光パネル設置義務
2022年12月15日、東京都で、全国で初めてとなる新築戸建て住宅などに太陽光パネルの設置を義務づける条例が成立した。(環境確保条例の改正)
東京都は、温室効果ガス排出量を2030年までに2000年より半減させる「カーボンハーフ」を掲げている。
世界最大の海草草原を発見
このほど、海洋保護に取り組む研究グループが、地球上で最大の海草の草原を発見。
この海草草原は、バハマ諸島の沖合にあり、その面積は6万6,000km2以上とのことで、フロリダ州のほぼ半分に相当する面積。
研究グループはイタチザメを活用。
捕まえたサメを1匹ずつボートに上げ、カメラや追跡装置をサメの背中に取り付け、再び海に放した。そして、サメの行動記録をもとに、海草の育つ範囲を調べていったとのこと。
キャベツの葉にアミノ酸を吹きかけ、気孔狭めて細菌病予防 筑波大
筑波大学の研究グループは、キャベツなどの葉にアミノ酸を吹きかけると、気孔を狭めて細菌の侵入を抑え、葉が黄色くなったり壊死したりする「黒斑細菌病」の予防に効果があることを発見した。
はやぶさ2試料に風化の痕跡 小惑星表面から水蒸気放出
宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの研究チームは、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」にて採取したサンプルを分析し、宇宙空間で風化した痕跡を見つけたと発表。
小さな隕石の衝突などによって表面が溶けて、水が抜けていったと考えられる。
小惑星が含む水の量を観測で推定することなどに役立つ成果だという。
アメリカの火星探査機運用終了
米航空宇宙局(NASA)は、火星で4年以上活動してきた探査機「インサイト」の運用終了を決めた。
太陽電池にちりが積もって必要な電力を供給できなくなったとのこと。
インサイトは2018年11月に火星に着陸。1カ所にとどまって、地震や天気などのデータを多様なセンサーで収集した。当初は2年間の予定だったが、運用が延長されてきた。
火星で起きる地震に関しては、隕石(いんせき)が衝突して起きるものを含めて1300回以上を地震計で記録した。
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おもろい
っvgvgvgv様
返信が遅れて申し訳ありません。
そしてコメントありがとうございます。
おもしろいと思っていただければ幸いです。
また是非ご活用ください。