中3地学【日食と月食】

このページでは「日食や月食とはどのような現象か?」「日食や月食はどのようにして起こるのか?」について解説しています。

月の満ち欠けの解説はこちら →【月の満ち欠け】←

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1.日食

■食

太陽や月などが欠けて見える現象のこと。

■日食

太陽が欠けて見える現象。

太陽と地球の間に月があるときに起こる。

 

日食とは、太陽が月によって見えなくなる(欠けて見える現象)です。

太陽と地球の間に月があるときに起こります。(新月の位置のとき)

 

日食には3種類あります。

▼皆既(かいき)日食

太陽全体が見えなくなる。

 

▼部分日食

太陽の一部が見えなくなる。

 

▼金環(きんかん)日食

太陽が輪の形のように見える。

月が太陽を隠し切れず、少し太陽がはみ出て見える。

 

 

皆既日食や金環日食がある理由は、月と地球の距離が変化することにあります。

月は地球のまわりを公転しています。

その公転軌道は円ではなく、細長いだ円です。

そのため地球と月の間の距離はたえず変化します。

月が地球に近いところにあると皆既日食が起こり、月が地球から遠いところにあると金環日食となります。

 

日食の見え方

日食が起こるとき、太陽の西側から欠けていきます。

その理由を考えてみます。

 

・太陽の日周運動

太陽は1時間で15度ずつ東から西へ回転しています。(↓の図)

 

・月の日周運動

月も1時間に15度ずつ東から西へ回転しています。(↓の図)

・月の公転

月は地球を中心に約27.3日で西から東へ1回公転します。

1日あたりは

360度÷27.3日=13.186・・・=約13.2度

1時間あたりは

13.2度÷24時間=0.55度(↓の図)

・月の日周運動と公転を合わせると・・・

月の日周運動で東から西へ15度(1時間あたり)

月の自転で西から東へ0.55度(1時間あたり)

よって

15度-0.55度=14.45度

ずつ東から西へ動いていく。

 

観測者が空を見ていると太陽は1時間で15度ずつ東から西へ動きます。(↓の図)

 

月は1時間で14.45度ずつ東から西へ動いていきます。(↓の図)

 

つまり太陽の方が動きが大きいのです。

太陽が月に追いつき、月の後ろ側を進んでいきます。(↓の図)

そのため日食は太陽の西側(右側)から起こります。(太陽の西側(右側)から欠けていく)

 

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2.月食

■月食

月が欠けて見えること。

太陽・地球・月の順に並んでいるときに起こる。

 

月が光って見えるのは、太陽に照らされているためです。

月が太陽からの光の当たらない部分に入ってしまうのが月食です。(↓の図)

 

月食には皆既月食、部分月食の2種類があります。

▼皆既(かいき)月食

月全体が暗くなる。

▼部分月食

月の一部が暗くなる。

 

皆既月食では、太陽からの光のうち、地球の大気で屈折したものが月にやってきます。

そのため真っ暗になってしまうのではなく、暗い赤色をして見えます

月食の見え方

日周運動によって、太陽は1時間に15度ずつ東から西へ回転します。

それに合わせて太陽の影も1時間に15度ずつ東から西へ回転します。(↓の図)

 

また月も日周運動+公転によって1時間に14.45度ずつ東から西へ動いていきます。

 

太陽の影の動きの方が大きいです。

そのため太陽の影が月に追いつき、月を隠してしまいます。

このように月食は月の東側(左側)から起こります。(月の東側(左側)から欠けていく)

 

POINT!!

・日食は「太陽→月→地球」の位置に並んだときに起こる。

・このとき太陽の西側から欠けていく。

・月食は「太陽→地球→月」の位置に並んだときに起こる。

・このとき月の東側から欠けていく。

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小中高生に数・理を教えている関西の現役塾講師です。
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